人は褒められて育つ
SST(ソーシャルスキルトレーニング)に
ついて学んでいると、
「即座に褒める」「逃さず褒める」など、
とにかく肯定的なフィードバッグを行なうことが
重要だとわかる。
人は褒められた経験、
成功体験によって成長するのだと。
こういう論説に異議を唱える人もいると思う。
「私は叱られた経験のほうがよく覚えている」とか
「私はあの時の失敗をバネに頑張った」とか。
それは決して嘘ではない。
人間は本能的に、間違えたり叱られたり、つまり
いろいな意味で「危機的になった」出来事の方が、
良かった、楽しかった出来事よりよく覚えている。
そうじゃないと、
生き物としての生存が危うくなるから。
でも、人の成長という観点で見ると、
やはり叱られるよりも、失敗するよりも、
褒められる、成功するほうが良いのだ。
誰だって、
トラウマになるような失敗から多くを学ぶより、
日々褒められながら少しずつ学ぶほうが良いのではないかと思う。
少なくとも私は、
子ども達を、限りなく肯定的な関わりの中で
支援していきたい。
SST勉強中の、雑感でした。
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