いまさら仕事術#7丨生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する
00丨「いまさら仕事術」とは
社会人になると「仕事のやり方」を当たり前のように知っていることになっています。
しかし、実際には教わることも・学ぶ機会も無く、なんとなく手探りでやっていることが少なくありません。
その中でも特に「暗黙知」的な仕事術をピックアップし、連載形式で紹介していきます。
今回のテーマは、「生産性向上と「脳」の働きの関係を理解する」です。
01丨生産性向上=「作業」を減らして、「仕事」をする
生産性↑=成果↑/工数・コスト↓
作業時間=工数・コスト
仕事=成果
まずはこの計算式が、生産性向上を理解するうえでの大前提
02丨仕事=考える、判断するが本質
成果を上下させるのは、考えること・判断すること
作業はそれをカタチにするための、付随的なこと
この違いを理解せずに、例えばキーボードショートカットキーをたくさん覚えて作業効率を高めようとするのは、本質から外れた行動に過ぎない
03丨思考は、集中力が影響する
思考は、かける時間の長短とは相関しない
集中しているか・していないかが、質に反映される
つまり、成果は仕事時間における「集中の割合」に左右される
04丨集中力は「脳」の特性に影響される
集中状態に入るには、23分かかる
メールチェックなどの中断から再度集中するには、やはり23分かかる
集中の持続時間は、25分から長くても45分程度が限界
05丨残業がムダである理由を、「脳」の特性で理解する
脳の働きは朝から夜に向けて徐々に低下し、残業時間帯は飲酒状態と同じレベル
脳はブドウ糖をエネルギー源とするが、水分不足でも頭の働きが鈍る
頭を使うと一般的に甘いもの=ブドウ糖が欲しくなる
ただし、ほとんどの場合は水分不足をブドウ糖不足と誤認識したもの←脳のバグ
しかも、血糖値の乱高下は脳の働きを著しく阻害する
次回は、『「脳」の働きとストレスの関係』をテーマに学んでいきます。
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