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仕事も人間関係もうまくいく考え方と行動 3

『なんだかイライラするな』『今、怒りを感じている』などこのような気持ちを感じたらそのことをキチンと認識することが大事だ。

怒りの気持ちの下には、悲しい、不安、焦り、劣等感などの気持ちが隠れている。

中にはこのような気持ちを感じないようにするために、お酒を飲んだり、必要以上に買い物をしたりなど憂さを晴らしたり、もっと忙しくしてその気持ちを感じないようにすることもあるかもしれない。

否定的な気持ちを感じないようにずっと抑圧していると、まわりの人たちがどう感じているかまでわからなくなってしまう。

また上司がいつもイライラの雰囲気を撒き散らして不機嫌でいると職場やチームのモチベーションも低下してしまうだろう。当然、仕事の結果成果にも影響が出る。

人は理屈だけでは動かない。強く言うことで単発的にメンバーを動かすことができても長続きすることはあまりないだろう。

自分の感情を感じると他人の感情も感じられるようになり部下や仕事仲間が何を感じているのか、その本人が抑圧している感情さえ気づいてあげることで、効果的なサポートができる。

また、喜びや幸せな気持ちも豊かに表現することができるので、『幸せだなー!』とか『楽しいなー!』と表現しているリーダーや上司のいる職場はとても明るく活気があるに違いない。

リーダーにとって不可欠な要素『共感力』

部下やメンバーが感じている気持ちを察知し、すぐに対処できるリーダーには『共感力』がある。自分の気持ちを感じることができるからこそ、相手の感情への理解に努めながら、問題解決に向けてうまくサポートすることができるのだ。

逆にこの共感する力が低いと、まわりの人たちから反感を買われ、不満や不安を抱かせてしまいその結果、仕事も人間関係もうまくいかなくなってしまう。

仕事に対してのモチベーションが高く、メンバーがお互いにポジティブな感情を保つことができるのは、周囲に『共感力』の高い人々がいることで安心して仕事に取り組めることに起因する。

まわりの協力体制があると、仕事で成果を作ることに対しても信頼できるので仕事でのパフォーマンスも上がりチームとしても個人としても結果的に成功を納めることができるのだと思う。

幸せな経営者へのステップとして、まず自分の振る舞いと感情に責任を持つこと。ネガティブな感情にも理解を示し、他者への共感力を磨くことをやってみよう。パフォーマンスの高いチーム作りが加速していくに違いない。


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