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みんなホンマめっちゃかわいい…

昨日、大阪の中学校で就職ガイダンス講師を務めた。

今年1月、大学生を対象に始めた講義は、今月に入ってその対象を高校生に拡げ、ついに中学生まで来た。
いやぁ、みんなホンマめっちゃかわいい…

愛媛で仕事をしていた頃は小学生を対象に話したこともある。
今のところその予定はないが、そのうちあるのは間違いない。
なにしろ今どきは小学1年生からキャリア教育が課されるのだ。
しごとってなに?——小学生にそんな話をする必要性は高まっている。

中学生はとにかく素直だった。
照れながらもペアワークに取り組み、明るく元気に楽しく。
その瞳を見れば、ぐんぐん吸収しているのが分かる。

体育館に1学年がまるごと集まったから、休憩中の賑やかなことといったらない。
若いエネルギーがはっちゃけ、コロナの記憶がまた少し遠のいていく。

昨日はもう1人講師がおり、それぞれがひとコマずつ担当した。

その講師を見ていろいろと思うところがあった。
ほぼネガティブな感情なので、ここには詳しく書かない。
ただ最終的に感じたのは、フリーで講師をするってガツガツ営業してこそなん? 誰と話しとん? 生徒に話をしに来たんよな?といったところか。

僕と180°の方向にいる講師だと思った。
売り込まなくては仕事にありつけないなら、僕はいいや。
客観的に評価されるのを待つことにする。

午前中で講義を終えて学校をあとにする。
大阪来たなら串カツ食べて帰ろ。
調べてみたら、難波でよく行った立ち食いの名店はもう廃業したらしい。
残念。

なら、新世界や道頓堀でよく行く〈串カツだるま〉の難波店へ。
そういえば先日あるnoterさんと北新地の〈だるま〉に行ったなぁ。

左からカボチャ・うずら卵・キス・串カツ・キャベツ
右上に何やら茶色の液体も写りこんでいる…何だろう…

大阪の串カツといえば、「ソース二度漬け禁止」が有名だ。
ソースが入った小さな缶が卓上に常備され、そこにドボンと浸けて食べるのが大阪流だった。
客が替わってもソースは替えることなくそのまま使い回すから、いったん口をつけたものを再びソースに浸けることは御法度。
それが「ソース二度漬け禁止」だ。

が、コロナですっかりその文化は消え去った。
ソースの共用は感染の温床のようにやり玉に挙げられ、取り皿の上で銘々がかける方式に改められたのだ。
うーむ、気分が盛り上がらない…

ただ、ドボンと浸けたい人が多いのだろう、別にオーダーすれば昔ながらの缶で出てくるようにはなった。
やっぱり串カツはそうでなくてはと思いつつ、1人で数本食べるだけだとさすがにもったいなくて、チマチマとソースをかけるのである。

コロナの爪痕はまだあちこちにある。

(2024/7/18記)

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