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せめてこの機会に目をプルプルのウルウルにしよう

左目がずっとおかしい。
10月に〈めばちこ〉(=ものもらい)になってからずっと。

noteで〈めばちこ〉の呼び名調査をしたので、記憶に残っている方もおられるかもしれない。

左目だけ涙が出るのだ。

10月のその時、眼科に行ったがすでにめばちこは完治した後だった。
眼球検査もしてもらったが、いたってきれいで、異常は見つからず。

でも、左目の違和感はその後もずっと続いた。
小さな字を見ようとすると左目だけ痛む。
だから夜には左肩だけゴリゴリに凝ってしまっている。
単に老眼鏡が合っていないだけかもと思い、昨日再び眼科を受診した。

新しいメガネを処方してもらうつもり満々で測定室に入る。
かわいい看護師(視能訓練士?)さんが、私の目をじっと見つめてくださいというから、じっと見つめて照れた。
検査レンズを取っかえ引っかえして調べてくれたが、今のメガネの度数で問題ないという。
ならこの涙は?と追加で診察を受けることになり、そして結果が出た。

ドライアイ。

〈ドライ愛〉でもないし〈奪イアイ〉でもない。
ドライな愛なら奪い合いも起きないはずなのに…ってそっちじゃない!

僕の目は大きいうえに乾きやすい特性を持っているのだとか。
すぐに表面が乾くから微少な傷がつきやすく、それをケアするために涙が過剰に分泌されるそう。

ドライ愛に過剰な涙はあまり似合わないな。
そもそも僕の愛はドライではない。
かといってウエットでもなく、ほどよい愛だと自覚している。
いや、そんな話ではない。

小さな字を見る時に痛むのは、目を見開いて瞬きの回数が減り、さらに乾燥しやすくなるかららしい。
なにゆえ左目だけ涙を流しているのかが分からないが、左目のほうが大きくて乾きやすく、右目の涙を奪っているのかもしれない。

奪イアイなんてしたことないな。
高校の時に一度、親友と同じ人を好きになって微妙な空気に包まれた経験はあるが、2人とも無事玉砕し、奪い合う構図にすらならなかった。
大学の時は…いやいや、その話じゃないから!

結局メガネは新しくならなかった。
そろそろ気分一新と思っていたのでちょっと残念。

代わりに目薬が処方された。
ヒアルロン酸ナトリウム点眼液、と書いてある。
そんなものを薬で補わないといけないって、やっぱり歳だな。
ドライ愛なのに奪イアイ~なんて言ってる場合じゃない。

せめてこの機会に目をプルプルのウルウルにしよう。
目元若返り大作戦だ。
目指せ! ウルメへんいち!
目刺し! ウルメイワシ!

(2023/1/14記)

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