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初心者WEBライターさんにおススメしたい。ライター活動の中、インスパイアされた本5冊
昨春(2022年春)は、ちょうどライターの道に進もうと決断した時期でした。その直前までは、フリーランスのフロントエンジニアになるかライターになるか結構悩んでましたね。
「ライターになろう!」と背中を押した『本』との出会いがありました。
いろいろ調べては考えての決断ではありましたが、やはりこの『本』の影響が大きかったです。
こちらの記事では、私がライターとして活動するにあたってインスパイアされた、初心者WEBライターにもおススメしたい本を5冊ご紹介したいと思います。ライターにとって多様なシーンで役立つ知識・ノウハウがまとめられた本のチョイスとなっています。ライティングの基礎・知識の本は含めませんでした。
1冊目 書く仕事がしたい
著者: 佐藤 友美
『書く仕事がしたい』は、私にとってバイブル(聖書)のような原点となる本です。
こちらの本では、ライターの仕事とはどのようなものか、ライティングやインタビューに必要なマインドセット、営業についてなど、キャリアパスのヒ
ントをたくさん学ぶことが出来ます。
ライターのキャリアパスについてや、ライターがぶつかる悩みについても書かれており、ライター人生をイメージすることが出来て背中を押してくれました。
どのような方にお勧めかといえば、ライターになろうか悩んでいる方、ライターとして生計を立てるためのキャリアイメージを知りたい方にお勧めです。
著者の佐藤友美さんはオフィシャルサイトをはじめ、noteでも発信されています。
2冊目 はじめての副業Webライターで頑張らなくても安定収入を手にするための教科書
著者:利倉夏実 監修:染谷昌利
『はじめての副業Webライターで頑張らなくても安定収入を手にするための教科書』では、クラウドソーシングでWEBライターの仕事をする上で知っておきたいノウハウが解説されています。
WEBライターとして自分の商品力を高めるヒントや自分に合った仕事の選びのヒント、次の仕事に繋げるためにヒントなどノウハウが詰まっています。
どのような方にお勧めかといえば、WEBライターとして活躍するために何から準備をすれば分からない、クラウドソーシング上の仕事に関するノウハウについて学びたい方にお勧めです。
3冊目 現場で使えるWeb編集の教科書
著者: withnews+ノオト+Yahoo!ニュース
『現場で使えるWeb編集の教科書』では、WEBライターのクライアントのひとつWEBメディアのコンテンツ製作から現場の工程、ビジネスモデルまで解説されています。
この本は、第一部と第二部に分かれており、第一部では「WEB編集の基礎知識」について、第二部では「トップWebメディアの現場の流儀」について書かれております。
第一部は、WEBライターも知っておいた方が良い編集者側の制作工程からWEB記事の流通、WEBメディアのビジネスモデルなど知ることが出来ます。第二部では、20の有名メディアが登場します。大事にしているコンセプトや、気を付けている事、、大切にしている事など面白い話が盛りだくさんです。
どのような方にお勧めかといえば、クライアントでWEBメディア(WEB編集者さん)とお仕事を一緒にされる方、WEB編集の現場について関心のある方にお勧めです。
4冊目 朝日新聞ウェブ記者のスマホで「読まれる」「つながる」文章術
著者: 奥山昌二朗 (withnews 創刊編集長)
『朝日新聞ウェブ記者のスマホで「読まれる」「つながる」文章術』では、「PV数」「読まれる」の先にあるユーザー(≒主に読者)と「つながる」(≒行動喚起させる)ことを大切にして、ユーザーを動かすための文章術について解説されています。
この本では、ユーザーと「つながる」ことができた過去のwithnews記事を事例に、ユーザーの関心やユーザーの心理についての解説を通して「読まれる」「つながる」文書術を学ぶことが出来ます。
どのような方にお勧めかといえば、「つながる」(≒行動喚起させる)ことを考えユーザーを動かすための文章術を学びたい方にお勧めです。
また「note」の公式Youtubeチャンネルでは、こちらの本について著者の奥山昌二朗さんへのインタビュー動画が公開されています。
5冊目 解像度を上げる- 曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
著者: 馬田隆明(東京大学 FoundX ディレクター)
『解像度を上げる- 曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法』では、優れた起業家から見出した解像度(深さ・広さ・構造・時間)を上げる思考と行動のパターンについて体系的に解説されています。
本書は8つの章で構成されています。解像度を上げるための方法として、4つの視点を上げることの他に、4つの視点でそれぞれの課題・解決策の解像度を上げるための方法論(48の型)が紹介されいます。さらに、型にあてはめて粘り強く「情報(収集)×思考×行動」を続けることの重要性を説いています。
目次
第1章 解像度を上げる4つの視点
第2章 あなたの今の解像度を診断しよう
第3章 型を意識しながら、まず行動からはじめて、粘り強く取り組み続ける
第4章 課題の解像度を上げる―「深さ」
第5章 課題の解像度を上げる―「広さ」「構造」「時間」
第6章 解決策の解像度を上げる―「広さ」「構造」「時間」
第7章 実験して検証する
第8章 未来の解像度を上げる
この本では、起業家にとどまらず全てのビジネスパーソンに手に取って読んで頂きたいとしたためられています。読んでみると、ライター活動の中に活かせる部分がいくつかありました。例えば、情報収集やインタビュー、習慣的に言語化、内化と外化、構造化についてなど、多数の項目でライター活動に通じる要素がありました。解像度を高めることを学ぶのに、最適で濃厚な本となっています。
どのような方にお勧めかといえば、解像度を上げるために自分に足りない要素を知りたい方、視点・視野・視座を広げるのに必要なことを体系的に学びたい方にお勧めです。
おわりに
今回ご紹介しました本は、個人的にライター活動における行動指針を学ぶことが出来た本です。ほかの職種同様にライターもキャリアを積むと、また必要とされる知識や思考が異なってくるかと思います。キャリアのステージが変わって、改めて読み返してみても学びがある本だなと思いました。
「これは気になるかも」と思える本がございましたら、せひ手に取ってお読みください。
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