発達障害人に危機管理能力が必要な理由

こんにちは

発達障害アドバイザーのボランティアが忙しく、しばらくNoteを更新出来ませんでした🥺

相談している女性は、新卒で公務員に就職するも合わず退職。

その後転職をし、別分野の職場に就職するもすぐに退職。

自身への社会不適合な状態から、彼女は私の元に発達障害ではないかと相談してきました。

その後、心療内科で検査を受け発達障害の傾向があると診断され、より精密な検査を受ける予定だそうです。

発達障害人の多くは、社会生活や学生生活において

「危機管理能力(リスク・マネジメント)」が求められる場面があります。

危機管理能力と発達障害

例えば、職場でのミスが多い、レポートの提出ができずに単位を落とした。

などの発達障害人には悩みがつきません。

ある大学生は、履修にある程度余裕があるのにも関わらず、レポート課題などの提出期限が守れなかったせいで、単位を落としまくった。

という人も良い発達障害の特性の例です。

職場では、大切な会議に数回遅刻したせいで、多くの同僚や上司から怒りを受けた。

仕事での報告・連絡が怠ったせいで、プロジェクトに大きな支障をきたしてしまったなど。

危機管理能力がある程度備わっていれば、避けられたであろうリスクも存在します。

大学生のレポートであれば、お題が出されたその日に作成をする

社会人であれば、上司にメールや口頭ですぐに伝える。など

ある程度簡単そうに見えることが難しいのが、発達障害人の悩みの種でもあります。

リスクを予想する

学校や職場のみならず、生活の様々な場面でリスクに備えた行動や準備が必要とされます。

身近な例で言えば、食生活。

体調を崩さないように、なるべくバランスが取れた料理を食べる習慣を身につけることが大切なのですが、

発達障害特有の偏食のせいで、同じジャンクフードしか食べないという人もいます。

彼のようなタイプであると、食生活の乱れだれから、肥満になりやすく、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わるリスクを背負う可能性のあります。

このような危険は本人の意思で変えられるパターンと、そうではないパターンが存在します。

経済的な面では、ギャンブルに依存しやすいという発達障害人。

パチンコやスロットは儲かったように思えまずが、実際はあんまりお金にはならない。

これらのシステムには、相手に勝ったと思わせることで、脳を興奮状態にさせ

また勝負に出たくなるという構造です。

つまり、損をするようにできている。

この事実を知れば知るほど、お金の無駄であると思ってしまいます・・・

(中毒者にはわからないこともある)

危機管理において大切なことは、知ること。

ある程度の知識があれば、その後のリスクはどのように予防するか、対処するかの想像が可能です。

まずは、調べる癖を身につけましょう。

そして起こりうる危機を想定するのです。


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