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小さな研究成果㈣

 ここ一週間、神学・宗教学・哲学等について深い思索を行って、五つの新しい拙作の構想を完成させることが出来ました。次に、その四つ目を、こちらの記事で、以下の通り、簡潔に御紹介させて頂きます。

 「神は実在するのか?」という疑問に対して、真正直で精確な最善の模範解答は「分からない」です。ですが、「世界は実在するのか?」という疑問と「私は実在するのか?」という疑問には、「実在する」と「分からない」という二つの真正直で精確な最善の模範解答を同時に出すことになります。これは、哲学、取り分け、存在論と認識論そして心の哲学の重大な問題の一つであり、そして、上記の疑問を突き詰めれば、「なぜ何も無いのではなく、何かが在るのか?」という、疑問の中の疑問・究極の疑問に辿り着くことになります。
 いずれにせよ、デカルト先生の至言「我思う故に我在り」のように、やはり、何かが確かに在り、その何かとは、「私」(自我)という「仮名」(意識が仮定した内容)と「私」という「作用」(意識の働きとその産物)であり、それを「命」そして「生きている」と名付けるのが、適切であろう。そして、それに「徳」そして「学び続ける」と更に名付けるのが、最善であろう。この思想を体現したのが、上記の拙作である。

#勉強記録

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