見出し画像

#9レターへのお返事&好きな国があなたの人生を豊かに・人生を語るフランス語

stand.fmで紹介した言葉と収録内容の概要です。
音声はこちらからどうぞ 
https://stand.fm/channels/5fafb858c646546590cea001

Youtubeからもお聞き頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=P2TRo-B9fvM

+++++++++++++++++++++++++++++++++

今日はいただいたレターへのお返事と、それにまつわるお話をしたいと思います。

レターを読ませていただきますね。
「毎回楽しく聞かせていただいています。専用のノートを作り、書き写しながらフランス語の確認をしています。」

レターにはラジオネームが表示されないのと、お名前の表記もメッセージになかったのですが、あの方では・・・と2,3人の方のお顔が浮かびました。前の職場で担当していたフランスとフランス語関連のオンラインセミナーによく参加してくださっていた方々です。

専用のノートを作って、フランス語の勉強に役立ててくださっていたのですね。
とても嬉しいです。メッセージを送っていただきありがとうございます。とても励みになります。そして、フランス語の勉強、これからもがんばってください。

エールとして、フランス語の勉強を通じて、私が経験したことをお話したいと思います。

フランス留学のカウンセリングや、オンラインセミナーを通じて、フランス、フランス語が大好きで、熱心にお勉強されている多くの方にお会いしました。

私自身も、フランスが好きで、社会人になってからフランス語を始めた背景があるので、
フランス語を学ぶ楽しさ、フランスを知るたびに広がる世界、またフランス語を続けるのが大変だった時期、フランス語の上達が感じないスランプのも何度か経験しました。

よく相談されたのが、「フランス語の上達を感じない。話せるようにならない。」です。

まず、フランス語の上達を感じない時期ですが、個人的に、これは存在すると思っています。
もともと、語学は一気にレベルアップできるものではないのと同時に、ある程度のレベル、
大まかですが、中級を超えて上級にさしかかる頃以降に、ちょっとした壁を乗り越える必要が何度かあった気がします。

この壁は、フランス語を続けていたら必ず乗り越えられます。
はっきり言い切れるのは、私自身が経験したからです。

壁を乗り越えることより、フランス語を続けていくことの方が大変なのかな、と思います。
時には、仕事が忙しくなったり、家族のことで時間がとれなくなったりすることもあると思うのです。

でも、語学の勉強は、学ぶのには時間がかかるのに、忘れるのはあっという間なのです。悲しいくらい。

そうすると、いかにフランス語のモチベーションを持ち続けられるかが、勉強を続けられるポイントになってくるかと思います。

そのモチベーションの源泉となるのは、楽しいこと、わくわくする感覚だと思うのです。
新しい表現を学ぶ、フランスの文化を知る、フランスの人と知り合う、そんなことを通じて、広がっていく自分の世界、豊かになる人生。
その楽しさが多ければ多いほど、フランス語の勉強は楽しくなり、自然と優先順位がたかくなるのではと思います。

フランス語を始めた時、毎週金曜日の夜に受けていたレッスン。フランス関係の仕事をしながら、土曜日の午後に受けていた通訳の授業。いつも毎週楽しみでした。

「お休みの日に、勉強なんてえらいね。」と言ってくれる友人もいましたが、私にとっては、好きなフランス映画を観に行くのと同じ感覚でした。どんどん世界が広がるのが面白くてたまらなかったからです。

stand fm やnoteでご紹介していること、noteでは、少し前から、フランスのニュースのビデオもピックアップしてご紹介しているのですが、これらが少しでも、フランス語を学ぶ楽しさを増やしてくれたらと思っています。

レターをくださった方、そしてstand fmを聞いてくださり、現在フランス語の勉強をされている方、応援しています!

フランス語がさらに理解できるようになり、話せるようになると、ますます深くフランスを知ることができます。際限はありません。

作家、Michel Déon の言葉をご紹介させていただきますね。
簡潔でかつ詩的なこの言葉、とても共感ができて、以前担当していた留学のパンフレットの背表紙に載せていました。
ご紹介するにあたって、どこまで意訳するか迷ったのですが、できるだけ原文に添った訳にしてみました。

”Pour bien aimer un pays, il faut le manger, le boire, et l’entndre de chanter.”

「ひとつの国を深く愛するには、その国を食べ、飲み、国の歌声を聞くことだ。」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?