黒薔薇の書斎

詩人として詩を書いていましたが、現在は半分休止中です。2つ目のブログとして改めて始めました。二次元と音楽が好きなOTK。

黒薔薇の書斎

詩人として詩を書いていましたが、現在は半分休止中です。2つ目のブログとして改めて始めました。二次元と音楽が好きなOTK。

マガジン

  • 単発詩

    単発詩を公開日順に集めました。 上に行くほど新しく、下に行くほど古くなっていきます。

  • 解説書付きの詩

    詩の解説や制作エピソード、ジャケット写真の解説が記事の末尾にて公開されている詩をまとめました。 今まで有料販売をしていましたが、現在期間限定で無料公開しています。 いずれはすべての詩に解説書を付けられたらいいなと思っています。

最近の記事

夏の終わりに春季回想/体調とお出かけ記録

黒薔薇です。久しぶりのnote…! また近況報告を書こうと手を付けたのが5月、少し間が空いて編集を進めたのが7月。そして今は夏の盛りを過ぎた頃…。 どういうこと??笑 もう誕生日も過ぎて23歳になっちゃって、夏ですら越えてしまったところではありますが、 せっかく8割くらい書き進めたnoteを全部お蔵入りにもしたくなったので、 もう遠い思い出になりつつある5月あたりのことを回想していこうと思います。 体感を初夏ぐらいにしてお読みください✿ 歯と生理と 前回のnoteでは

    • 揺らぐ日々

      黒薔薇です。 4月15日に、3月から始まった歯の神経の治療の3回目がありました。 すぐに近況報告を書こうと思ったのですが、 これ以降も紆余曲折ありまして、また手をつけるのに時間がかかりました。 (↑の続き) まず結果的には、4月15日ですべての治療は無事に終了しました。 4月1日の2回目の時点で神経は抜いていたので、 3回目である今回は最終的な詰め物をして終了。 10分くらいで終わってすぐに帰れました。 あと前回のnoteでもちらっと書いたのですが、 歯の違和感が残っ

      • 人生は痛み

        少々長めにSNSを空けておりました。 ブログを何週間も書かないなんていうのも、 SNSを見てはいるけど投稿しないというのもいつものことなので 取り立てて言うほどでもないのですが。 こうなる時は大抵すごい体調不良の時なのですが、 今回はずっと歯の痛みに悩まされていました。 歯の痛み、とだけ書くとそれだけな気もするし、 もちろん歯というのはたったそれだけで尋常じゃないというのも確かで。 まず簡潔に、 歯の神経に達した痛みに加えて 生理と風邪の症状が出ていて、 全体的にやっ

        • 2月のこといろいろ/Nautilus・名探偵コナン・ONEPIECE

          黒薔薇です! こちらで書いた通り、 早速2月あたりであったことをいくつか書いていきたいと思います。 SEKAI NO OWARI 『Nautilus』を予約した 2月22日の猫の日に、 セカオワのニューアルバム『Nautilus』を予約しました♡ 猫の日だったのは深い意味はなくたまたまです笑 しかも一番リッチな!笑 完全数量限定デラックス盤を予約しました…!! もう楽しみなのは当たり前なんですけど、 プレミアムなだけあって予約完了からもう わああああ~!予約しちゃった

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        • 単発詩
          26本
        • 解説書付きの詩
          2本

        記事

          noteで第2のブログ

          黒薔薇です。 noteに詩ではない、直接私自身のことを書くのは初めてでしょうか。 (お知らせとプロフィールくらい) 普段はアメブロの方で日々のブログを書いており、 このnoteはギャラリーのように ただただ詩を投稿するだけをメインにして 個人的なことを書く予定はなかったのですが、 最近ふとnoteでも書いてみたい…と思うことがありました。 一つは最近詩そのものを書くことができていなくて noteが放置状態… ということもあるのですが、 別の理由として、 "SNSに投

          noteで第2のブログ

          【過去作】詩…「才能毒見展覧会」

          赤の他人が特別嫌いなものが 私の一番好きなもの あんたらには私の宝物が 廃れたガラクタに見えるでしょうね だから私は 私を否定する あんたが大嫌い 価値違いのものを否定しても 私と程度が違う 同じ地に立って 同じ視界で見つめて そうしてからまた来なさい さあ これが人の脳 遥か昔 一から形成された頭 針で切り開きませう 口を塞がれた者のほうが 思考は歯車のように噛み合い回る その胸の奥の ひらめきの宝石の欠片 持つ者ほど隠してゆく 醜態を晒すほど 薄味ばかり これを如

          【過去作】詩…「才能毒見展覧会」

          詩…「幻燈夏」

          古い映写機を 今年は回すことにしたの もう後ろを向かないと 決めていたけど 思い出は美しい 過ぎるほどになお深く 同じ結末(おわり)と知って 忘れたように繰り返す あの日が最初で最後だったんだろう 永遠などないと今ならわかるけど 襲いかかるように 雲が流れてゆく 晴天の青さは 嘲笑うかのよう 私が生きてることを あまりに強く知らされる なのに夢を見ているみたい それが本当だとしたら 同じ痛みだわ 変わっていないはずよね この手の感覚なら思い出せるのに ずっとはいら

          詩…「幻燈夏」

          詩…「教会の裏庭にて」

          今日は 道端で摘んだ花に あの子の好きな色の リボンを結おう 仄かに灯すキャンドルには 幼い頃好きだった 香りづけを 特別なものは 何も持ってないけど 想いだけは輝きで満ちてる 恐怖に怯える日々を 抜け出して 街灯のその奥へ行こう そして煉瓦に積もる雪を払って 白い息を吐きながら 身を寄せ合って座ろう 永遠に独りぼっちでも 今だけは世界で二人きり 君といれば この傷も癒えるはず 今僕たちは誰よりも幸せ 抗いようもなく 雪に埋もれたような 苦しい日々でも たった一

          詩…「教会の裏庭にて」

          【過去作】詩…「潜在世界」

          運命の道は幾千もあり 選んでどこへでもゆける そのいばら道も 夜毎歩けば 血が血でなくなり その道は赤く満ちる そこにあってそこにない 歪んだ 螺旋階段の先 泥まみれ血まみれでも 恐れず怯まず 進んで 溺れ死のうとも みるく色の寝台に倒れ伏せば 体の輪郭に合わせ 汁飴は渦巻いて 飴細工の夜始まる 纏わりつく白濁 それは透明になって 記憶を映し出す 生きたことのない 閉ざされた 機械仕掛けの街 差し出される手 黒革の手袋 繋いで絡めて 私を思い出さないで たとえ二人の間

          【過去作】詩…「潜在世界」

          詩…「春の歓び~Pleasure of Spring~」

          私たちは待っている 零れるような桃色を または眩しい萌黄色の 麗しき春を 私たちは祝い迎える 雪の解けぬ間に 指先より遠く でも確かに近い春へ あたたかな陽射しは 心に降り注ぎ 黄金の花を 咲かせるでしょう 桜が舞えば思い出す 甘くて痛い初恋を または哀しい最後の恋を やがて散るように 火照った腕に 爽やかな風は通り抜け 空へ羽ばたくための 羽となるでしょう そして太陽は その光を増し 恐れさえ突き刺して 希望の道を作る 花々の上で歌い踊る 歓びのオペレッタ p

          詩…「春の歓び~Pleasure of Spring~」

          【お知らせ】詩の解説を無料公開中です!

          2019年8月から詩の解説や制作エピソード、ジャケット写真の解説を記事の末尾で有料公開していましたが、 ・【お知らせ】有料で詩の解説を始めました 本日より期間限定で解説を無料公開します。 現在解説が付いている詩は以下の二つです。 無料公開の終了日はまだ決めていませんが、 再び有料販売する際は値段を下げ、また別の企画や形態での販売を考えております。 いずれすべての詩に解説を付けられたらいいなと思っているので、 この機会にぜひ読んでみてください。 マガジンにもまとめました

          【お知らせ】詩の解説を無料公開中です!

          【過去作】詩…「すきときらい」

          いつもみんなひとりぼっち だからあなたと なかよくしたい てをつなぎたい だきあいたい まだあたしあなたのことしらない でもみんな じぶんのこともしらない だからひとは こいする きらいよりもすきはおもたい あいのつみとばつ きづきたくない ゆるされない だからじぶんにくむ いつもみんなひとりぼっち だからそばにだれかいる ひらひら ことばとかめんつけて まだあたしすきがわからない でもみんな じぶんのすきもしらない それでも こいをするの? きらいよりもすきはおもた

          【過去作】詩…「すきときらい」

          【過去作】詩…「純白の隙間から、少女の黒を見る」

          夢を語り出す窓辺の 暗く細い幾つもの道を行く 幼き頃は キャンバスがあり 長い想像で描けた でも今は 血まみれになった 新しい色を知っても 混ざってしまう あたしは何色だっただろう この目で見れるものは たくさんあるけど 心に刻み 植えこむのは 大切だったあなたたちに 壊されてしまった あたしは闇が好きだった だから 光があった なぜ消そうとするの 約束など守る気もない 裏切りを裏切りと思わない 無垢ならお門違い そして 白い手から差し込む黒ずみ 初公開:2015年

          【過去作】詩…「純白の隙間から、少女の黒を見る」

          【過去作】詩…「脳内妄想エクスタシィ」

          夢を掴むには小さすぎる手が 僕を夢の中に閉じ込めてしまった 私は言う 私には愛することと夢見ることしかできない だから貴方は必要 でもほら 目の前にいるのに触れられないでしょ 溺れてしまう前に貴方を遮っておいたの もう好きだと言えど 抱きしめてと言えど 届くのは願いばかり ああどうにかして君に触れよう ならば君を閉じ込めてしまおう 初公開:2015年8月5日 詩過去作集「狂愛」収録 photo by 写真AC https://www.photo-ac.com/main/

          【過去作】詩…「脳内妄想エクスタシィ」

          【過去作】詩…「夢現舞踏会」

          幻想の踊り子たちが 手を取り合い舞う その中で現想の私も手を取る 仮面をしなくとも 隠される見え透いた戯言 盤のように回るの 私の手を取る紳士たちが 私は美を纏わされた 愚かにもそれに手を出し 口づけをしたくなるほどの誘惑に負け 唇につけた甘い毒を回らせる そう 現想は幻想へ いずれ来る孤高の道へ 初公開:2015年6月15日 詩過去作集「異世界」収録 photo by Pixabay https://pixabay.com/photo-1230691/

          【過去作】詩…「夢現舞踏会」

          【過去作】詩…「凡庸」

          誰かのために泣いて笑えるような 淡い日々が欲しかった 私が壊したものを 手に戻して与えてくれるような優しさが欲しかった きっと今までは 誰かのために胸を痛め煩える 泡沫の日々があった だけど今ならきっと 微笑んだ時の喜びや 涙を流したときのもどかしさが 幸せを呼び戻してくれると信じていた 初公開:2015年3月1日 photo by 写真AC https://www.photo-ac.com/main/detail/135735

          【過去作】詩…「凡庸」