見出し画像

人生は痛み

少々長めにSNSを空けておりました。

ブログを何週間も書かないなんていうのも、
SNSを見てはいるけど投稿しないというのもいつものことなので
取り立てて言うほどでもないのですが。

こうなる時は大抵すごい体調不良の時なのですが、
今回はずっと歯の痛みに悩まされていました。

歯の痛み、とだけ書くとそれだけな気もするし、
もちろん歯というのはたったそれだけで尋常じゃないというのも確かで。

まず簡潔に、
歯の神経に達した痛みに加えて
生理と風邪の症状が出ていて、
全体的にやっと落ち着いたのが4月の現在というわけでした。

(私の生活には生理の話がつきものなので、当ブログでは生理の話が度々出てきます)

まだ思い出すのも辛いけど笑、
逆にまた書かなかったら忘れていってしまうのも嫌なので
簡単に振り返っていこうと思います。


始まり

歯が痛み始めたのは3月19日頃で、
普段なら痛んでも時間が経てば治まることが多かったのが、
耐えられそうにない痛みがずっと続く感じで。
(そういえば、前日とかも食べ物を噛むのも痛かったような。)
それが痛すぎて次第にパニック気味?になってきて。笑

かかりつけの歯医者さんは人気でなかなかすぐに予約が取れないので、
次の日でもすぐに行ける歯医者さんが無いかとネットで探しまくって。
しかもその時次の日が春分の日でほとんど休みの中、
祝日にやってた歯医者さんを見つけたんです。
ただその歯医者さんはちょっと遠くて、通うことになったら大変だぞ…っていう葛藤もあり。

今思うと焦りすぎてほんとにパニくってたな、
と思うのですが。
予約しようか迷っていた時に生理が来たんです。

そこで急遽方向転換をして、
家族が持っていた痛み止めをもらってとにかく休むことに。
生理中に出かけるのは本当に大変ですからね。

それから3月20日はほとんど寝ていたのですが、
痛み止めを飲んでる間も辛い時があり、
かかりつけの歯医者も含め、当日急患で入れてもらえないかと思い
次の日の21日の歯医者が開く朝すぐに電話することに決めました。

もし予約が数日後になったらたった数日でもキツいぞ…と思っていたのですが、
21日朝9時にかかりつけの歯医者に電話したら、予約自体は埋まっていたものの、
もし時間をこちら(歯医者側)が指定していいのなら…
ということで、きっと予約の合間だったであろう11時に入れてもらえたのです。
この時は本当にありがとう…!と思いました。

そして軽く仮眠を取って出かける準備をして、
時間の通りに歯医者へと向かいました。
生理中ではありましたが、歯の症状が強すぎて全然気にならなかったですね。笑


1回目の歯医者後

ほぼ飛び込みだったので、応急処置ぐらいかもしれない…
と思っていたのですが、麻酔を使った治療までしてくれました。
神経を抜く必要があるということだったので、
これは私の予想ですが、1回目の治療では
虫歯であろう箇所を削って、中を消毒して仮蓋をして終わりました。
これだけでも本当に有難かったです。
確か痛くて左手挙げて麻酔追加してもらいましたけど。笑

これで気持ちが軽くなるわ!…と思ったのですが、
なんと次に予約を入れられたのが10日後の4月1日で。
ここからもある意味戦いの日々でした。
まあ歯医者行く前の痛くなりだした時に比べたらある意味マシ?とも言えるような、ないような。

まず歯医者に行った日を含め数日は、
痛み止めのロキソニンをもらっていたのでそれを飲みつつ、
まだ生理中でもあったので休むことを中心に。
もうすでに記憶が朧気なのですが…笑
薬はちゃんと効いていたかな。

でも薬が効いていたのは良いことなんですけど、
次の予約が10日後ということを考えると
あまり毎日ロキソニンを飲み続けたくなくて。
確か3日~4日ほどで飲むのを止めた気がします。
じゃあその間どうしてたんだというと、あるものに頼ってました。
それは言ってもいいんだけど…まあ、秘密。笑

そして生理が終わりに向かっていく中で、
歯の症状に加えて、今度は風邪の症状が出始めたんです。
生理中は免疫力が弱るし、ストレスもあっただろうから当然ね。
熱があったかどうかは"どうせ休んでるから"と測ってなかったんですが、
暖かくしても体の寒気が止まらなかったり、逆に寝る時とかにぶわあっと体が熱くなって、起きたらすごく汗をかいていたり。
あとは歯が痛かった左側の鼻水が、出たり出なかったりがずっと続いていました。
上の歯だったので、鼻腔を刺激してたのかも。

こんな感じで3月21日~26日あたりにかけては
生理中だったので休むことをメインにしつつ、
生理期間が終わった27日頃から少しずつ活動しようという方向に向かい始めました。
このあたりはもう薬は飲んでいなかったのですが、
風邪の症状も含め、かなり体調のアップダウンがありまして。
すごく痛かったり、何だか体が動いたり、みたいな。
また薬を飲むのを止めてから睡眠をサポートするサプリを飲んでいたので、眠れてはいたのがまだ救いです。

その頃からPCに向かうようにはなっていたのですが、
SNS等の外の世界に触れる気は起きず。
ただただ次の予約の4月1日を迎えるために、
1日1日しっかり(そして早く)過ごしていくことだけを考えていた毎日でした。
それでも前日の3月31日には外食したりして(もちろん歯に気を付けて)、
それなりに1日を必死に生きるのも楽しかった、かもしれませんね。


2回目の歯医者後

そしてとうとう迎えた4月1日。
この日で私は解放されるんだ、…なんて思ってましたが、
よくよく考えたら神経抜くって最中とか治療後とかめっちゃ痛いんじゃなかったっけ、と。
この日から急に自由とはならないかもと考えながら迎えた2回目の歯医者。

神経を抜く治療に入りましたが…案の定めっちゃ痛かったです泣笑
というのも痛い時に左手を挙げるタイミングが無く言い出せなくて、初めの麻酔だけで最後まで乗り切ったんですよね、、
私がただの臆病というだけなんですけど。
というかまあ、持続する痛みではなかったので、痛いという判断がつきにくかったんですよ。麻酔してたはしてたし。
それでも帰った後は、あーー言えば良かったーーって後悔しました笑

2回目は特に歯医者さんから痛み止めはもらっていなかったのですが、
痛くなるであろうことは昔経験していたので
麻酔が効いている間に残っていたロキソニンを服用。
前回敢えて飲まずに薬残しといてよかった笑

薬を飲んでからのその日のことはすでにあんまり覚えてないんですが…
特に歯医者行った次の日がかなり痛かった記憶があります。もちろん薬飲んでたけど。
神経はもう抜いてるから、経過が良ければ治まるはず…にしてもこれが続いたら困るなぁというレベル。

そして4月3日には大事な予定があったので
ちゃんと薬を飲みつつ日中活動してたんですが、
急に痛みが楽になったんですよね!
薬を飲んでたとはいえ、完全に無くなるほどでもなかったので。
ちょっと歯に違和感があるくらいで体が少し楽になったからか、
予定を終えた帰りにスーパーのフードコートに寄って軽く食べたんですが
テンションが上がってマックのてりたまとミスドのポンデリング急に食べちゃいました笑笑

治療中の歯を噛んじゃいけないと思って
ずっと食事の量減らしてて、ジャンクなものもあまり食べてなかったので欲望が爆発したんですね笑
あの時は本当に美味しかった〜
抑えてたからなおさらよね笑

この後から薬を飲む必要はなくなって
4月5日には弟と名古屋のある場所に出かけてきたり、
食べ物もずっと片側で噛んでいるものの
ちょっとずつ種類や量を増やしてみたり。
日常生活の動作もある程度いつも通りにできるようになってきて、現在に至ります。


現在/身体のアップデート

現在は4月15日に次の歯医者を控えており、
3日頃から楽になってきたとは書いたものの
まだ他の歯も含め違和感があります。
それが治療したところと関係があるかないかもわからないので、
これはまず次の歯医者で聞いてみないとですね。

ここからタイトルに少し絡めた話なんですけど、
ここ2~3年?の最も大きく体調を崩したのは風邪にまつわる症状が多かったので、

(2023年の2月のブログ)

今年は1月から2月にかけてはけっこう調子が良くて、
お、今回は風邪は大丈夫そうだなと思っていたら
今度は歯ですよ。何なんでしょうね。笑

そうなった時に2つ思ったことがあって、
1つはタイトルそのまま「ああ、人生って痛みなんだなぁ」と。
良いか悪いかというよりかは、人生においてのサインが"痛み"なんだと思いました。
歯の場合だって、痛みで教えてくれるだけギリセーフ?というか。
(神経に達したのはセーフではないけど笑)
痛みを感じないレベルまでいっちゃったらもう神経死んでるって言いますし。

あともう1つは、
風邪をひかなかった代わりに(いや風邪の症状は出てたけど)
歯が痛くなって少し休むことになった、ってことは。
PC等の電子機器が定期的にアップデートをして進化していくように、
身体も毎年アップデートが必要なのではないか、と。

もちろん日頃から気を付けて、
こんな大々的に体調を崩す前に防ぐのが理想ではあると思うのですが。
何か一つをスルーした代わりに別のことが起こるのならば、
私たち人間に躱すことは不可能ですよね。
と同時に、必ず身体はブレーキを踏んで調整してくれて、
止まった分だけ飛躍することができる、そんな調整時期なのだと。

…と信じたい、と思った3月でした。

***

2回目の歯医者から次の歯医者まで2週間の間隔が空いてましたが、
1回目と2回目の間の10日間に比べて今回は全然早いです。
じゃあ今は毎日を満喫できていてあっという間に過ぎていっているかというと…
寧ろ気持ちが落ちている日のほうが多いです。

それは体調不良そのものもあると思いますが、
なんか…いろんなことに対して、不安や焦りがいつもより膨張してる、みたいな。
だからこそ自分の人生に向き直る期間なのかもしれないとばかりに、
ここ毎日は仕事とか日常生活の合間に
PCに入っている昔のデータやファイルを整理して、もういらないものは捨てていって残したいものはバックアップを取る、
というプチ人生のお片づけをしています。

これ自体をしようと思ったきっかけは体調を悪くする前からあったんですけどね。

今こうしてnoteを書けるまでには復活しましたが、SNSはどうかな。
まあ元気になったとしても、あまりにもぼーっと見てると時間を奪われちゃうので
SNSをダラダラ見るのはなるべく止めたいと思ってるけど。

それと同時にちょっと発信を休みすぎたかな、とも思ってるから、
私自身の投稿とかはなるべくやっていこうかなと思っています。

さっき書いたみたいに不安や焦りが出ているから
あまり突っ走りすぎず、もう一度生活を見直しながらね。

3月の中旬から4月まで、このように過ごしておりました。
辛かったけど、辛かったということをここに残しておきます。


あとがき

この歯で苦しんだ期間の写真があんまり無くて、
一応出かけた時の写真はあるけど
このブログの内容にしては呑気すぎると思ったので笑

結局メトロポリタン美術館提供の絵画をまた使わせていただきました。
このnoteでの最初のブログで見出し画像を探してた時に、
度々惹かれていたのがジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー。
私美術にはまったく造詣が深くないのですけど、
この方の絵画はどれを見ても目を奪われます。
ロマン派とか風景画がけっこう好きなのかも。

黒薔薇

気に入った詩に投げ銭するようにぜひサポートしてください! いただいたサポートは黒薔薇の生き血になります!笑