見出し画像

妥協してきた自分にカプセルトイで気づく

メリーさんは、都内にある「珈琲ワンモア」にフレンチトーストを食べに来ました。
輪切りのレモンが乗ったフレンチトーストだそう。
夏だから特にレモン味は魅力的よね。

いただきまーす

というわけで、とうとう「純喫茶のあまいもの ミニチュアコレクション」に手を出してしまいました。
先日は我慢して通り過ぎたのだけど、
今日は通り過ぎてまた戻ってしまった。
買ったのはガチャではなく、雑貨屋さんで箱入りで販売されているものです。

ほんとうは、京都マリ亞ンヌのソーダパフェが一番欲しくて(見た目がとにかくかわいい)、でなければ藤沢の喫茶ジュリアンのペアソーダか、珈琲道場侍(凄い名前ね)のバナナジュースでもいいかなと思いました。
どれも冷たい飲み物で夏らしいでしょ。
他の2つはケーキっぽいものだったので、今の季節はちがうかなと。

でね、並んでいる箱を選ぶとき、直観を使ってる・・つもりなのです。
以前買った純喫茶のミニチュアの時もそうでした。
これだ!と思って選ぶのだけど、どうにも欲しいやつには当たらない。
そんなわけで(?)今日もフレンチトーストでした。
これはこれで可愛いのですよ・・可愛いんだけどね。
以前も、特に興味はなかったオムライスでした。
しかもその時は、後日もう一度チャレンジして、またオムライスでした(涙)。

で、気付いたのです。
選ぶときに、ただシンプルに欲しいものに意識を集中するのではなく
「こっちだったらどうしよ」とちらっと思う。
思いながら、でももしこれだったとしても、これはこれでいいことにする、なんて思う。
そうやって二番手三番手が来たときにがっかりしすぎないように、自分で防御しているのかもしれないと。

ガチャガチャで大げさですが、
たぶんきっと、今までずっとそうやって生きてきたかもな、と思います。

「〇〇ちゃんはきっとこっちが欲しいはず。だって可愛いもん。
だから私は違うやつでもいいんだ。だってそっちも可愛いもんね」
と、そんなふうに一番欲しいものから意識をずらして、
いいんだ、私はこっちで。
と納得させてきたのかもしれない。

もしかすると、人と争うのが嫌いということもあるかもしれない。
えー、じゃあじゃんけんね!みたいなことになって
もしも自分が勝って、相手ががっかりしたら、とても居心地が悪くなってしまう。
そうだ。私は勝ち負けを決めるのが嫌いだったな。

でも、自分の買い物で勝ち負けなんかない。
それでも、欲しいものを手にできなくても妥協して満足できる自分を作ってきたのかも。
妥協して満足って、どういうこと?と思うけれども。

結局のところ、初めから望むことを諦めている。
逆に、手元にきてしまったら、自分が受け取っていいのかと思ってしまうのかもしれない。
自分には受け取る価値がないと感じている、ということでしょうね。

かなり大人になって、そういうことに気づいて、欲しいものを主張できるようになったと思います。
思うけれど、どこかにそういった癖が残っていて
無意識に出てきてしまっているもよう。

そのうちまた、純喫茶の飲みもの系をめざして手を出してしまうでしょう。
その時はただ、シンプルに望んでみます。
それでまた同じのがきたら、メルカリで売るだけです?!

ところで、珈琲ワンモアってどこにあるのかな?と調べてみたら
江戸川区平井駅ですって。
江戸川ってどこ??なのに、平井って???(江戸川の方すいません)

いやこれは、おいしそう~



この記事が参加している募集

#この経験に学べ

54,112件

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。