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青春時代にシティ・ポップってやつがあって良かった、と思った件

いつぞやの投稿で、料理しているときにYoutubeで稲垣潤一の「夏のクラクション」を久しぶりに聞いたと書きました。
その後もときどき、80年代くらいの日本のポップスを懐かしく聴いています。

いろいろな曲を編集してyoutubeにアップしてくれている人がけっこういますよね。
著作権どうなってます?と思ったりはするのですが
有難く聴いたりしてね。

で、きのうも「80年代シティポップ メドレー」ってやつを流していたら、杏里とかユーミンとか大滝詠一とか松原みきの「真夜中のドア」とかオメガトライブだとか、なんだかぜんぶよく知ってるなぁと思って。
そのなかで、山下達郎の「RIDE ON TIME」がかかって
あ~懐かしいな~、この人の曲ってなんでまったく古くならないんだろう、と思いました。
そしてふと、公式チャンネルはあるのかしらと検索しみたら
こんな動画が出ました。

映像、きれいなんですけど!
一挙に意識が若いころにトリップしたんですけど!
そして、サックスがものすごくいい音だとあらためて思いました。
(いちおう元サックスプレイヤー。ブラバンだけどね)
音楽ってほんとうにすごい。
そしてやっぱり、ちっとも古くない。42年前の曲なのに。
踊っている彼は、リリースの20年後生まれだそう。

80年代は洋楽をかなり聴いていた時期で、
ちょうどミュージックビデオというものが作られ始めたころでしたか。
すごくよく見ていた記憶があります。
そのいっぽうで日本のポップスも好きで聴いてましたねえ。

私は結局いまでも車の免許を持たないままきてしまったけど、
まわりの人たちが車を運転しだしたころで
同年代の人の車に乗るというのは、すごく開放的な感じだったんですよね。
私の親が運転しない人だったので、車自体が生活になくて
だからなおさらだったかもしれません。

で、車に乗るとやっぱり音楽をかけたりするから、
洋楽だけでなく、ユーミンとか山下達郎だとかが
車から見る情景の記憶とリンクしてしまうのです。

夕暮れどきの、遠くに工場がみえるような場所とか
沖縄の道路と空と海にもリンクしてる。

学校をでて就職した会社が、某メーカーの営業所で
男性たちは営業マンで、それぞれの車を会社が借り上げしていたので
仕事でいろいろな車に乗せてもらう機会が多かったのです。
休みが土日ではない業界だったので、
休日も結局同期の仲間と遊ぶことが多くて、
またその車に乗せてもらったりもして。
そういうときにも当然音楽が流れていた気がしますね。

そういえば、先輩の営業マンがその当時のヒット曲のシングルCDを買って、
自分でカセットテープ(!)にまとめて配ることが趣味な人がいたなぁ・・。

自分で運転しなくても、
音楽を聴いて浮かぶ情景が、車がからむことが多いなと
なんだか懐かしく(ちょっと切なく)思い出します。

親が聴いていたからこの時代の音楽が好き
という若い人がいるのもうれしいことです。

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