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チョイ住み、したい

先週末、NHKBSで久しぶりに「チョイ住み」の新作が放送されていました。場所はナポリ。住むのは元サッカー日本代表の大久保嘉人と、去年大河で源頼家を演じた金子大地でした。

「チョイ住み」は2015年から不定期で放送されている旅番組で、初対面で歳の差有り、分野が違う2人が外国でアパートを借りて1週間一緒に過ごすというもの。一番最初はパリ編で、今回のナポリが18回目だったようです。

出演者の顔ぶれによって面白い時と、いまひとつの時もたまにありますが、毎回楽しみに見ていました。
その国に到着してアパートへ向かうところから全て自力、スタッフは手を貸さないし、夜は2人とカメラを残して去っていってしまいます。
最初は緊張していたり、ぎくしゃくしたり、お互い様子を見ている感じがあっても、徐々に息が合ってくる回は観ていて気持ちがいいです。

なにより外国でアパートを借りて、近くを散歩したり、食材を買ってきて部屋で料理したり、夜は深い話をしたりもして、そういう時間がとっても羨ましく、今度海外行くときはアパートメントホテル~~と以前から思っていました。

そうこうしているうちに流行り病が起って、番組もストップし、たまに再放送されるだけに。
久しぶりの新作がイタリアだったので尚更、アパートの1階のバールでエスプレッソ飲んだり、本場ナポリのピッツァを食べているのを見ると、むくむくと行きたい気持ちが出てくるのは、先日スペイン料理のお店にいったから、ということもあるかもしれません。

いまやチェックインの仕方も変わっているし、PCR検査だとかいろいろなこと、ゼロから把握しないといけないでしょうね。
「もう両替も必要なし!」なんてCM見ると、どゆことー?!と思います。
そもそもインターネットで事前に予約できるということがやっと導入始まったくらいが2000年あたりの旅で、予約されてなくてトラブルがあったりしてたのだから。
スマホも無かったころなので、海外でスマホって・・・状態。

ヨーロッパ内で国ごとに貨幣が変わって、国を移動した時にいくら両替するか、いかに余らせないように使うか、逆にきっちり使い過ぎて急に買いたいものが買えなかったりと、いろいろ苦労があったころが懐かしい。
便利なのは楽ちんだけど、面倒だった昔の旅がイイ思い出です。

上の写真はローマのカンポ・デイ・フィオ―リという広場。
蚤の市があったみたいですが、当時は蚤の市にはさほど興味はなし。物自体にあまり興味がなかったので。
今だったらいろいろ見て回るのに。好みというのは変わるものです。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。