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九度山でテントサウナをやってみた

最近サウナにハマりすぎて、更新をサボりすぎているNです。
先日、和歌山県の九度山町というところで、真夏なのにテントサウナをやってきました。
今回はその様子をお届けしたいと思います。


九度山町ってどこ?

九度山町は和歌山市から東へ紀ノ川沿いに移動した場所にあります。

京奈和自動車道を利用すれば、1時間程度でしょうか。ちょっとしたお出かけという印象です。
「九度山」で連想するものといえば「真田昌幸・幸村」でしょうか。大河ドラマの「真田丸」にも出てきましたね。


テントサウナとは

テントサウナとは、

  • 野外で

  • テントを立てて

  • ストーブで室内を加温し

  • サウナに入る

という行為です。
公衆浴場の設備でもよく目にするサウナを野外でやる、という行為ですね。
(ツウな人たちは真冬にやるそうですが・・・)

テントサウナをやるために必要なもの

テントサウナをやるためには、次のような道具が必要です。

  1. サウナ用のテント

  2. 加温用のストーブ

  3. テント内で腰掛ける椅子

  4. 外気浴用の椅子

  5. 水風呂に使える水場(川か湖)

なかでも最後の水風呂は重要ですね。温浴施設とは異なり、天然の水を使用する関係上、水質は非常に重要です。特に夏場は川や湖の水質が悪化しやすいので注意が必要です。

いざ、九度山へ!

テントサウナを設営する場所は、「道の駅 柿の郷くどやま」の近くにある丹生川の河原です。

九度山橋側から見た九度山
丹生川の河原

少し大きめの石がゴロゴロしていますが、水辺まで距離は遠くなく、水深も深くはなさそうです(流れは多少前日の雨で急でしたが・・・)。
水温は適度に冷たそうなので、これは絶好のテントサウナ日和の予感!

さあ設営だ!

車から積んできた荷物をおろし・・・

コンディションが良さそうなので、テンションが上がります。
急いで車から荷物をおろし、設営を開始します。

テントを立てよう

テントサウナに使用するテントは、koiaiというメーカーの製品です。
知人イチオシだということで、会社で購入してもらいました。
キャリングバッグから幕体とポールを出し、設営します。

テントサウナの幕体。厚みのある生地です
テントサウナのポールやペグなど。ポールはアルミです。

テントサウナ自体は普通のアウトドア用のテントと同じ要領で設営できます。自立式ドームテントの設営経験がある人であれば、苦労することはないでしょう。
今回は地面が河原で砂利だらけで、付属のペグでは貫通力が足りませんでした。こういう地面には鍛造のスチールペグが必要ですね。
風対策で本当はロープによる固定もするべきなのですが、暑さで気力が切れたので今回は諦めました。

テントが立ちました
ストーブとサウナストーン、椅子も設置

そして室内にストーブを設置。このストーブが26kgもあって重い!
その代わりがっしりしていて熱量も出そうです。

ロウリュウに使うサウナストーンは富士山の溶岩石。いかにもな石です。

薪をくべてレッツサウナ!

では早速ストーブに薪をくべて、テント室内を加温していきます。
この手のストーブは暖められた空気が煙突を勢いよく昇っていく構造をしているので、非常に燃焼効率が高く作られています。そのぶん薪の消費量も多いのですが、多めに薪を用意してきたので容赦なくくべていきます。

煙突からいい感じに煙が上がってます

室内が80度くらいになったところで、サウナを開始します。
公衆浴場のサウナではセルフロウリュウのできないところが多いですが、テントサウナならやり放題です。
今回用意したロウリュウ用の水は、マツキヨで売っていた漢方の入浴剤を前日から水で抽出したもの。

マツキヨの漢方薬草湯

どことなくサウナの聖地「サウナしきじ」っぽい香りがする入浴剤です。
(成分はだいぶ違いますが)

なお、サウナに気を取られすぎてサウナ中の写真やロウリュウのシーンを撮影しそこねたのは、当日参加者すべての手落ちです・・・。

サウナ後は川へダイブ!

普通にサウナにはいるときでも水風呂は欠かせないものですが、テントサウナの場合は自然の川や湖に入ります。
そう、サウナで燃えるような熱さを蓄えた身体を川の水で冷やすわけですね。
こんなふうに。

溺れてるわけじゃないですよ!

下見に来たときは「少しぬるいかな?」と思った丹生川ですが、この日は前日の雨のおかげでかなり水温が下がっていました。実に水風呂向きな水温。
しっかりとととのわせていただきました。

サウナ後はBBQを

サウナ愛好家(サウナーというそうです)の間ではサウナ後に食べる食事のことを「サ飯」というそうです。
今回は野外ということで、BBQをすることにしました。

たまにはBBQもいいものです

今回用意した野菜はすべて和歌山近郊で採れたものばかり。
白いナスやステーキ用のナス、甘唐辛子などでどれも美味しくいただけました。

BBQといえば塊肉で豪快に!

とはいえ、薄切り肉を焼いていても面白くも美味しくもありません。
ここは塊肉を豪快に・・・!

骨付きの豪快な塊肉

前日に和歌山サテライトの近くにあるスーパーで仕入れた骨付きの塊肉です。これを炭火の上で豪快に焼きます。

豪快に炭火にドン

時々火からおろして休ませながら焼いていき・・・。

分厚いのですぐには焼けません

いい感じに焼けたところで切り分けていただきます。
切り分けた部分を更に焼くか、そのまま食すかは個人のお好みで。
参加者みんなお腹いっぱいになりました。

このあと、撤収時にまた汗だくになったのは季節柄のお約束です。

テントサウナの感想と今後

さて、今回はじめて自分たちだけでテントサウナ設営から撤収まで挑戦しました。
和歌山サテライトでワーケーションをする際のメニューに加えられるだけの価値は十分にあるな、という印象です。
(設営と撤収がそれなりに大変ですが)

とはいえ今回1回限りで終わらせるつもりはなく、秋ごろに県内のキャンプ場を予約して泊りがけのテントサウナをやりたいね、という話をしています。

また、サウナは「メンタルヘルスにも良い」んです。
サウナと水風呂(今回は川)で交感神経が活発になり、外気浴によって今度は逆に副交感神経が活発になります。この自律神経の働きがメンタルの安定につながるとされていて、睡眠の質もあがるんだとか。まさに弊社のメンタルヘルス事業との親和性も高い!
ということで、せっかく買ったテントサウナ、そして和歌山という場所を活かしたなにか面白い社外向け企画を、弊社メンタルヘルス事業側で検討しているようです。
こちらでも随時検討の過程などお伝え…するかもしれません。乞うご期待!


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