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文学フリマ岩手9に参加しました!

こんにちは、ひやまです。

2024年6月16日(日)に岩手産業会館(サンビル)で行われた文学フリマ9に参加してきました!まずは弊サークル《vellnet-online》の商品をご購入いただいた皆様、フリーペーパーを受け取ってくださった皆様、仲良くしてくださる皆様、周囲の皆様そして運営の皆様、ありがとうございました!

最初に参加したのが昨年だったのですが、実はそのときは個人サークルではなく、紫波町で活動するZINEづくり部のみんなと一緒でした。

さらにその直前に10000人規模を誇る文学フリマ東京にZINEづくり部で出店したこともあり、そのとき大変な刺激を受けていたのでした。そして「来年の文学フリマでは、個人サークルとして大きくなって、ZINEづくり部と一緒に参加しよう!」と心に決め、そのときの刺激で現在XとInstagramに投稿中の4コマ漫画『ココ掘れ!徳川くん』も始めたのですが…

今年、喜び勇んで出店申し込みをしたあと振り返ってみると、ZINEづくり部の参加が無し!!!!なんとも寂しい心持ちでの個人参加となってしまいました。

さらに悪いことに、今年の文フリ一週間前まで、流行り病で寝込んでしまいました。これと「締め切り直前にならないと頑張らない症候群」が重なった友情コンボを起こしてしまい、、新刊を出すことを諦めるという悲しい結果に。せめて展示は頑張ろうと、脳内シミュレーションで展示用棚やT字ポップだけは買って当日を迎えることになりました。。。

ですので、今回のテーマはこちらでした。
①せめて展示を頑張ろう!
②売上よりはSNSのフォロワー増を目指そう!

①については先ほど書いた通り、考えられる限りの設備をAmazonで事前に注文しておきました。具体的にはZINEを並べる展示棚(スペースを立体的に使うという反省)、T字ポップ(ポップをいくつもテーブルに並べるより吊った方がスッキリする、これも立体的の反省)、テーブルクロス(今まで家に余ってたデカすぎる布だったので、サークルイメージにあるちょうどよいもの)、カルトン(コイン受け)が今回購入したものです。今まで驚くほど展示に無頓着だったので、大改造でした。果たしてこれが功を奏すのか。

そして②に関しては、顧客の新規開拓ということになります。そもそもSNSのフォロワー自体が少ない弊サークル、今回の商品購入に繋がらなくても今後のファンになるきっかけになってくれれば。そう思い、フリーペーパーを配布することにしました。というわけで突貫で、自宅にたくさんあるA4用紙の両面にサークル情報、ストーリーを知らなくても読める4コマをいくつか載せることにしました。

その結果完成したのがこちらの展示になります。

悪くはない!…が特に良くもない…

なんですかね。この写真を見返して思ったことを箇条書きにしてみます。
目線の誘導が特にない(まずここを見て…みたいな目線の流れ)
・棚の2段目下部分が隠れてしまっている。(帯まで見て欲しいやつ)
値札ポップがもっと工夫できたはず。(オススメはこれ!みたいな一言)
・Tシャツ(真ん中の黒いやつ)がなんだかよくわからない。
フリーペーパーの位置がわかりづらい。(取りづらい)
・フリーペーパーのデザインがわかりづらい。
 →フリーペーパーっぽくない・気軽に読めない細かさ?
 →掲載した4コマが細かすぎる?ぱっと見で読めない?
 →フリーペーパーにA4はデカすぎる?

というわけで、なんとなく予想はつくと思いますが、売れ行きは芳しくありませんでした。フリーペーパーも、「100枚刷って50フォロワー増やそう!」と最初意気込んだものの、いざイベントが始まるとコミュ症には通りかかった人に渡すという行為そのものが難しく、多分10枚くらいしか渡せなかったと思います。

そしてこれです

新刊が無い

これって、今回みたいに「新規ファンを開拓しよ!」っていうときはそんなに重要じゃないかもしれないですが、既存のファンの方やお知り合いのサークルへの挨拶がないみたいなものなんですね。すごく反省しました。
もちろん、お知り合いだから新刊を買うのが義務!なんてことは全然ないのですが、知り合いのブースを見に行くときの立場なら、「あ!新刊出てるんですね。既刊は持ってるんで、せっかくだから新刊買っちゃおうかな」ということが出来るわけです。傲慢とかじゃなくて、作り手同士お互いの制作物にリスペクトを払おうとするときにそれをさせないっていうのは、あまり良くないよなーと思いました。もちろん、新刊目当てに来て下さるお客さんの楽しみも奪うわけですし。肝に銘じようと思います。申し訳ありませんでした。

というわけでしたが、反省もほどほどに逆に自分がお客の場合、どういうものを欲しいと思うだろうか?/どういう展示に見入るだろうか?/どういうフリーペーパーを作ればいいだろうか?という観点から会場を回りました。

戦利品です。基本的に私が欲しがるのはイラストが好みのもののため、Xやその場で見かけたもので気になったやつはすぐに買いました。そういう意味ではもっとそのサークルさんのお話し聞けばよかったよね…。
やっぱり表紙がいいと手に取りたくなる、そこで中身も良ければなお買っ 
 ちゃう。
・左下のは弊サークルにいらしてくれた方とお喋りした際、徳川くん1巻の 
 「オレンジ地に白インクが思ったより発色しなかった」と話したら「自分
 の作ってるやつの印刷所は白インク発色いいですよ!」と教えてくれたの
 で、購入させてもらいました
・左右のサークルさんでお客さんとの会話から聞こえてくる気になるものを
 購入。もっと左右と仲良くしたい…。

ほか、写真にはないのですが「無料配布です~」と言ってそこそこページ数のある冊子を渡してくれた方がいて「これ!?!?!無料!?!?!?!なんで!?!?!!」ということもありました。まさに採算度外視、自分が好きなものを詰め込んだからこそ見てもらいたいというものづくりの大切なアレを見せてもらった気がしました。

というわけで私の文学フリマ岩手は学びの多い参加となりました。
次回は絶対もっと大きくなる!爆売れしてやる!!!と思いましたので、ちょっとでもご興味お持ちになった方はぜひSNSをフォローください(切実)
よろしくお願いします!!!!!!!

次回予告

ここからは予告です。
実は、今回のように反省を生かし次に繋げるため、仲間と月一で自主的に出店を行おうと思っています。
その活動の名前は【秘密結社ソーサック】…!
ぜひひやまの今後にご注目ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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