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カナダでの就活のステップ - 日本の就活との違い4選

こんにちは!
本日はカナダと日本の就活の違いについて大きく4点に分けて解説します。
(今回紹介する日本との違いは、カナダだけではなく、
北米・ヨーロッパなど他の地域でも共通する部分は多いと思います。)

1. 経験重視

日本では一般的に、一斉に新卒採用の選考が始まり、
決まった時期(4月)に同時に入社する新卒採用がメイン。
新卒採用を始め、入社後に研修制度があったり、後に伸びる可能性(将来性)を見越して、経験なしでもポテンシャルを見て採用されることが多いです。
長い期間同じ会社で働くことを前提に、将来的に企業に貢献できることが重要とされています。

一方カナダでは、即戦力が求められます
日本のように一定の時期に未経験の新卒者をまとめて大量採用するという文化がありません。
企業が求人募集を出す時期が決まっているわけではなく、
ポジションが空くごとに募集するため、一年中就活ができます。
働き始める時期も人によって異なります。


2. ボランティア・インターンシップ

実力主義、かつ即戦力が求められるカナダでは、
カナダでのLocal experience、応募する分野に関わる現地での就労経験が重要視されます。
カナダでは学生のうちから積極的に無給ボランティア、
インターンシップでの経験を積んで卒業後の就職に備えることが重要です。

インターン期間の仕事ぶりを見て合否が決まるケースも多く、
インターン後の採用を目指すために結果を出すことが求められます。

日本でもインターンシップをすることで、他の就活生に差をつける武器にはなりますが、
カナダほど重要視されているわけではなく、インターンは「職業体験」の意味合いが強いです。


3. 学歴の重要性

日本では学歴が重視され、学校のネームバリューが大きいです。
また、専門学校を出た場合はその専門分野に就職することが多いですが、
大学での専攻と違う分野の職種に就職することも珍しくありません。

カナダでも学歴は重視されますが、
日本ほどどの学校を出たのかは重要ではありません。

より重要なのは、応募するポジションとマッチする、そのポジションに求められる学歴を持っているかどうか。
また、成績を示すGPA(Grade Point Average:成績評価値)を提示することも重要視されます。

カナダでの学歴の種類は以下の通りです。

  • High School Diploma (高校卒)

  • Diploma (2年のカレッジ卒業)

  • Bachelor Degree (学士号)

  • Master Degree (修士号)

  • PhD Degree (博士号)

名門大学で卒業すればよい仕事に就けるということではなく、
何を勉強したいか、どんな職業につきたいかにより、
その学問に強いカレッジ・大学で学ぶこと。
これまでのボランティア・インターンシップ経験や、
何を学んできたかということも重要とされています。

4. 就活に必要なもの

レジュメ(履歴書)

カナダでのレジュメには、日本の履歴書との大きな違いがいくつかあります。

  • 顔写真を貼らないこと

  • 生年月日を書かないこと

  • デザインやフォーマットは自由!

日本では履歴書をコンビニや文房具店で買い、
手書きで一文字一文字書くのが常識。
(鉛筆で下書きしてなぞって… 誤字脱字したら一からやり直し…😨😭)
リクルートスーツを着て、身だしなみを整えたフォーマルな証明写真を貼りますよね。

カナダ(を始め、アメリカやヨーロッパ、その他世界中の多くの国)では、
レジュメに決まったデザインやフォーマットはありません!
自分でデザインして自分で作ります。

初めは「自由なフォーマットって、逆にどうしたらいいかわからん!」

とあたふたしたのですが、
私はカナダでのレジュメはCanvaで作りました。
フォーマットもいろんな種類があって簡単に作れます👍

顔写真や、年齢のわかる生年月日は載せません。
応募者の見た目や人種、年齢を合否の基準にせず、
その人の経験やバックグラウンド、スキルを重視して公平に採用しているからです。

また、応募時または面接の前に、
面接者が応募者をどのpronounsで呼んだらいいかも確認されることが多いです。

呼ぶ側が勝手に相手のジェンダー自認を決めるのではなく、
相手が自分のジェンダーをどのように認識しているのかを尊重している、
カナダらしい文化だなと思いました。🏳️‍⚧️🏳️‍🌈

カバーレター

レジュメと合わせて必要なのが、カバーレター。
カバーレターとは、レジュメに同封する送付状・添え状を指しています。

カバーレターには、相手への感謝への言葉はもちろん
レジュメ内でカバーできなかった志望動機や自己PRを記載します。

レジュメの内容と相違がないか、
また応募するポジションに即した内容になっているかを確認すること、
また誤字脱字は厳禁です
アプライする前に、学校のキャリアカウンセラーに必ずダブルチェックしてもらいましょう。

LinkedIn

LinkedInとは、ビジネス・キャリアに特化したソーシャルメディアプラットフォームです。
日本でもここ数年利用者が増えていますが、
カナダを始め、北米・ヨーロッパでの就活やキャリアを築く上でLinkedInは必須です!

プロフィール欄では、レジュメのように自分の学歴・職歴やスキル、
話せる言語、どんなスキル・資格を持っているかをアピールすることで
パーソナルブランディングができます。

プロフィール画像をプロのカメラマンに撮ってもらう人も多いです📸

企業が出している求人情報も掲載されていて、気になる求人は保存することができます。

ネットワークを広げることもできます!
カナダでの就活において必須アイテムなのでガンガン活用しましょう🔥

リファレンス

日本ではあまりないのがリファレンス。
リファレンスとは、応募先の会社が応募者の以前職場の上司などに、
応募者の経歴や人柄を問い合わせることです。

最近はリファレンスが必要ないことも多いようですが、
まだ採用過程でリファレンスチェックをしている会社もあるので
転職前に上司に用意できるか確認したり、
退職後も何かしらの形で連絡が取れると安心だと思います。

レジュメにリファレンス先として記載する場合は、
協力者(前職の上司など)に連絡があるかもしれないことを事前に伝えておきましょう。

面接でよく聞かれる質問5選

  • What is your strength? あなたの強みはなんですか?

  • What is your weakness? あなたの弱みはなんですか?

  • Where do you see yourself in 5 years? あなたの5年後はどうなっていると思いますか?

  • Why Should We Hire You? 私たちがあなたを採用すべき理由はなんですか?

  • What Is Your Greatest Professional Achievement? あなたがプロとして成し遂げた一番大きなことはなんですか?

英語で自信を持って答えられるように練習しておきましょう🔥

求人を探す主なプラットフォームは、

  • Indeed

  • LinkedIn

  • JPカナダ

  • Craigslist など。

また、カナダではコネクションから仕事のきっかけが生まれることも多いです!
自分がやりたいことや学んでいること、目指しているキャリアやポジションを常に発信し続けることでチャンスが巡ってくるかもしれません!

常にアンテナを貼っておきましょう📡

日本との違いもたくさんありますが、
年齢や性別を問わず、実力があれば評価されるのがカナダでの働き方です。

VCECでは、
留学後にカナダで働き続けたい!
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本日のおまけ

巨大なナス!!!
カナダのスーパーには、蛇みたいに細長いナスもあります🙀

それではまた。Have a nice day!



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