見出し画像

お仕事歴を振り返る②✎〜私の新卒就活(自己分析から面接へ/今でも忘れられない採用担当者のコトバ)

「私が人生で大事にしてきたことはなんだろう」〜就活軸をさがす旅🚛💭

就活生が一番悩むことかもしれない「就活軸はなんですか」。私も最初からそれが決まっていた訳ではなかった。

●「人生の新聞記事」を書いてみた

まず、これまで約20年の人生で感情が動いた出来事を短文で10個書き連ねてみる。これが新聞記事の見出しになる。(喜怒哀楽どれでもおっけー)
・初めて自転車に乗れた
・生徒会長に選ばれた
・大切な人との別れ
・交通事故にあった
・受験で失敗、親や兄弟に迷惑をかけた
・大会で優勝  などなど

次に、なぜこの10個が「人生ベスト10」なのか理由を書いていく。

最後にこの10個の見出しと理由に、共通するキーワードがないか探す。
→このキーワードこそ、あなたが感情を揺さぶられるポイントになります!
これを就活軸にできれば、あなたが一番グッとくる瞬間を大事にしながらお仕事ができるはず♥

自己分析、就活軸の定め方は方法が沢山あるけれど、昔から書くことが好き、書くとこで頭が整理される私には、これが最適な方法でした。

私の就活軸:「身近な人の笑顔」と「感謝」


自己分析を通して分かった私の軸は、【身近な人】の笑顔と、その人たちに仕事を通して恩返しがしたいという意味での感謝でした。

私は自分のためよりも、大切な人たちが喜んでいるのが嬉しく、そこに貢献できたとに誇りを感じ頑張れるタイプだと気が付きました。また、身近な人、とくに家族に迷惑をかけたり、家族が悲しいと私も悲しい。そんな人生を歩んできました。だからこそ、まずは周りを笑顔にしたい!その姿を見たい!それを就活軸に掲げました。

私は三つ子で、全員が大学まで進学。楽しいことも苦しいことも全部共有してきました👨👩👨だからこそ、苦労をかけた両親や、沢山の励ましをくれた兄弟に対する思いが人一倍強かったのだとおもっています。

その一方で、「自分の家族に直接恩返し出来る仕事となると難しいよな」と思い、(両親が利用する施設やスーパーで働くとか??でもそれはさすがに違うかなと💦)考えた末に、「子育てや子供の教育などなど、子供に関わるお仕事ができれば、いま子育てに奮闘するパパママさんの助けになれて、子育てに苦労かけた両親への思いを社会に還元出来るのではないか」との思いに至りました。

私は、子育て、育児、赤ちゃん、教育など子供に関わって、しかもお客さんの笑顔に直接会える仕事をしたいと結論付けたのでした🌱

新卒面接奮闘記。

せっかくならばと、都会での仕事に憧れた私。✨(出身は東北、大学は山梨だから、それはもう必然かのように)
当時はリモート面接も浸透していなかった時代。本当にいまの学生さんが羨ましい限りです。面接の度にスケジュールを懸命に考え、片道2時間半〜3時間近くかけて都内へ。1日に3社面接を受けたり、連日東京へ出かけたりと、大変な日々だったなーと思い出されます。お金もかなりかかったな〜💸

自己分析もある程度できていたし、あがり症だけど、そこそここなれた風に話せた当時の私は、そこそこに苦労することなく内定を複数社いただくことに成功。
それでも、
●キーワードを散りばめて、印象に残る学生でいようと心がけた
●笑顔!
●企業研究は念入りに
はかなり心がけていたとおもいます。

内定先から実際に入社する企業を1つに決めていく🤔💭

これが何とも悩ましかった。
なぜなら、どの内定先も就活軸に当てはまっているし、自分の関わりたい業界だし、福利厚生やお給料、残業なども大差はない。何で差をつけて、1社に絞りきろうか。

「就職先を人で決めるのはやめなさい」

自分の中で折り合いをつけて、条件面等も精査して絞りきった結果、2社まできた!

・某教育業界大手 A社
・某子供服アパレル大手 B社
(以下、A社、B社)

この2択に。悩んでいたとき、A社人事部採用担当の責任者から連絡があって、「内定者の個別面談をするから気軽に参加してほしい」とのこと。
実はA社には大学3年生の夏のインターンシップからお世話になっていて、この責任者の方とも気軽にお話しできる関係になっていた(と思われる)。そんなこともあり、正直A社にしようかと傾きかけていた。

そこで言われたのが、「就職先を人で決めるのはやめなさい」だった。

私は責任者の方に、今までで関わっていただいた採用担当の方々が皆さん素敵な方だし、責任者の方はとくに私が社会人として目指したい姿だとおもった旨を素直に伝えた。だから、働く人が素敵だからA社に入りたいのだと。

「でも実夢さん、僕たちと働けるかはわからないでしょ」
そう言われてハッとした。
「人事部とか採用担当って、各企業、それなりに素敵な人材が集まっているし、その数人を見ただけでイコールその会社も素敵とは限らないよね」と。

もっと企業風土や事業内容、ビジョンなど、会社全体を映し出すものに共感できるかを突き詰めるべきだったんだ。そう思い直すことができました🌱
(もちろん、どんな人と働くのかは大事だと思います。でもそれを会社の一部の人だけをみて理解した気持ちになってはいけないということ。例えいい人たちが沢山いる会社でも、そうではなかったり自分と合わない人と働くリスクがあると分かっておくことが大事ということ)

そしたら私は自然と決断していたのでした。

「B社にしよう」

と。ベビー用品、マタニティ用品から幅広い子供服までを展開するB社。子育て世帯の家計に優しい低価格路線で、価格を抑えるための徹底したロジカル思考。納得して承諾先企業を選ぶことができました🍼

いまでも、A社あの方、あの言葉を思い出します。そして感謝しています。

そして、転職はしましたが、いまでも新卒でB社を選んだことは良かったと思っています。

どちらにも感謝の気持ちでいっぱいです。

では、そんな私がなぜ転職したのか?
次回のnoteにまとめていこうと思います。
もしご興味ある方は、ご覧ください🍄

長文にお付き合いありがとうございます。
就活に悩む方、転職に悩む方、1人でも多くの方の参考になれば幸いです🥀
何よりも書ききりましたー気持ちいい!!
ありがとうございました。


この記事が参加している募集

就活体験記

仕事について話そう

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?