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僕が人の輪の中に飛び込んでいくと決めた理由

こんにちはSt.Mです。僕は大学院在籍中に精神病院に入院、ドロップアウトした経験があります。対人恐怖症で、今でもLINEを開くことすら怖い気持ちがありますが、人の輪の中に飛び込んでいくと決めています。この記事では僕が人の輪の中に飛び込んでいく理由と、そのために何をしているのかを書きたいと思います。

狭い世界で生きていた

発達障害の人はこだわりが強く
興味の対象が少なかったりします

一昔前までは
電車の切符を切るだけ  とか
何かの工芸品を作るだけ とか
今では機械化されていて
仕事にならないようなことでも
食べていくことができました

生きる世界が狭くても
生活していくことはできたんですね

ですが 今の社会では
コミュニケーションスキルであったり
パソコンでソフトウェアを使いこなしたり
英語のスキルであったりと
求められる能力が幅広くなっています

そうした能力を身につけるためには
外の世界に興味を持ち
色々なことを経験することが大事です

狭い世界で生きると
井の中の蛙になりやすく それは
井戸の水が枯れると生きていけなくなる
非常にリスクが高い状態なので
自分の枠をひろげていく必要があると
僕は思ったのです

photo by Gary Meulemans

自分の枠の外にいる人との出会いが大事

狭い人間関係の中で生きていると
その集団の知らない考え方などには
触れる機会がありません

たとえば資産運用をしている人が
周囲にいない状況では
NISAという言葉すら知らないまま
なんてこともありえます

インターネットで調べればいいじゃないか?
と思うかもしれませんが

インターネットなどで情報を集めるには
検索ワードで検索しなければならず

自分の知らない言葉で
検索することはないため
実は難しいことなのです

自力で自分の枠を広げていくことは難しいため
自分の枠の外にいる人と出会っていくことが
大事だと僕は思っています

これが失敗しながらも
人の輪の中に飛び込んでいく理由であり

そのために

一緒にいる相手を不快にさせない
一緒にいて居心地のいい人になること

を目標にしています

ペチュニア:花言葉「あなたと一緒なら心がやわらぐ」  photo by Rebecca Niver

受信がだめでも発信は工夫できる

僕は共感能力が高く
周囲の人がどういう時に
どのように感じるのか
どう行動するのか を
読むことができます

でもそれはデータをもとに
読んでいるだけなんですね

データがない状態だと
相手の意図やどう感じているかを
読めないので失敗しがちです

受信能力が弱いことは
改善できないだろうな~
と強く感じています

でも受信が無理でも
発信は努力次第で変えられます

空気を読めないことはあきらめて
自分の発する言葉を工夫していくことを
目指してはどうでしょうか?

過去記事に具体例を書いていますので
参考にしてもらえるとうれしいです

このように
相手を否定・攻撃しない
コミュニケーションを
アサーションと呼ぶそうです

これは「習得できる技術」だと思うので
身につけてみてはどうでしょうか?

多少の失敗はすることがあったとしても
人から受け入れられやすくなると思います

まとめ

発達障害者は興味の幅が狭く、対人関係を築くのも上手でないため、狭い人間関係の中で生きてしまいがちですが、その状況はリスクが高いと考えています。僕は人の輪の中に飛び込み、自分の枠を広げていくために、相手を否定しないコミュニケーションを身につけてきました。

受信が弱いのは改善できないとしても、発信の仕方は工夫の余地があります。人に受け入れられるようになると自己肯定感も高まっていくと思いますので、一緒にがんばっていきましょう。ではまた!


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