どうなれば社会復帰できるんだろう
休職してから常々思っていることがあった。
それは、社会復帰するタイミングないし
どういう状態であれば復帰可能と判断できるのか。
自分のことなんだけどよく分からない。
何をもって、またはどういう風になれば
「自分はもう社会で普通に働けるよ!」と
自信を持って言えるのだろうか。
例えば、普通の風邪だったら
特有の症状がなくなったり
不安なら血液検査をして異常な数値がみられなければ回復したなとか判断できるけど
強迫性障害やうつ病などの精神疾患は
はっきり大丈夫ですと言えるものさしが
いまいち見当たらないような気がする。
それでも私なりの指標ではないけど
体力的にはだいぶ回復してきたなと思う。
フルマラソンは走りきれたし
好きなアーティストのライブにも行けるようになった。
1年前の今頃を思い返すと
それらを楽しむ程の余裕はなかったし
実のところ意欲もあまり湧かずぼーっとしてた日が多かったのでとても大きな進歩だ。
だから、あとは気分のムラ
(どうしようもなく押し寄せてくる虚無感)と
認知の歪みを矯正することかなと思う。
それと、これはうっかりしていたというか
この間ハッとさせられたのは、あくまで自分は
(また再発する可能性はあるけど)健康な人
っていうのを年頭に置く必要があるということ。
長期間休んである程度良くなった気でいたけどあくまで寛解期にいるだけで仮に復職できたから
ハッピ-ハッピ-ハッピ-と100%安心するのは禁物。
再発リスクは高いし、もしそうなれば
「またかぁ。」という気持ちになるだろうし
自分はダメな奴なんだと
1回目の時よりもショックも大きそうだ。
今は、傷病者手当をもらってなんとかやっているけど1年半分もらいきってしまったら申請できないので経済的にもよりきつくなる。
そこにもし、家庭を持っていたりでもしたら
それこそ家族に申し訳なさでいっぱいで
自責の念や絶望感は今の比じゃないことが容易に想像がつく。
まぁ、話が飛躍しすぎだし、何も起こってもいないし、そもそも何も始まってもいないことを心配するだけ時間の無駄なんだけど
1つ言えるのは回復期から復帰に向けたこの期間を大事に過ごしていきたい。
強迫性障害やうつ病とは常に隣り合わせだけど
症状を極限まで抑えることはできるから
自分の特性を把握したうえで
ストレス時のセルフケアだったり
家族や周囲の人の理解・協力を得る努力を
心掛けていこう。
いざ社会復帰が目の前にきて
不安でいっぱいになっても自分の支えになると思う。
時々、仕事に復帰した自分を想像するけど
正直わくわくというより不安や恐怖の方が強い。
これは
「あぁ、明日から仕事かぁ。だりぃ。」
という憂鬱な気分というよりは
「いや、むりむりむりむり。」と
清水の舞台から飛び降りるような恐怖心に近い。(やったことないけど)
不安や怖さはあるけど、自分なりにやってきたことが生きると思って今は自分と向き合っていこう思う。
リワークに通い始めて1ヶ月半くらい経ち
最初は、主治医に言われるまま
なんとなく受け始めたけど
認知行動療法を受け始めて私なりに
新しい気付きや再認識したことがいくつかあり
受けてみて良かったと感じています。
休職が長引いてることに関して
焦る気持ちがないわけじゃないけど
まだ猶予は与えられているので
無理せず進んでいこうと思います。
明日もぼちぼち頑張りますか。
読んでくださる方にくすっとなるお話やへぇ、そうなんだとなるような内容をお届けしたいなと思っています!