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認知症の方が……昼夜逆転に、、、

グループホームや小規模多機能ホームなどの地域密着型の施設では認知症の方や在宅介護が困難な方が多い施設。
グループホームは1ユニット10名の方が入居でき1つのホームに2ユニット、20名の方が入居できる。グループホームは認知症対応型の施設ですので、夜間不眠だったり、他人に危害を与える利用者様もいたり、都度職員はその方にあった対応にあたっている。ですから職員も腕などを傷つけられる職員もいたり……言葉の使い方で落ち着く場合とそうでない時もあったり試行錯誤で対応にあたっている。グループホームは月に一度往診に来てくださる先生がいるのでケアマネジャーがその時の状況を報告している。その状況によって内服薬を変更したり調節したりしている。
そんな中で認知症の方の対応に迷うう方も多いはず。あまり薬に頼るわけにもいかず、現場の介護職員の対応で変わったり、利用者様が好みの職員だったりすると落ち着いて過ごされる方もいたり,第一印象によって随分変わるケースも多いと言われている。


グループホームとは



 そもそも認知症対応型グループホームは、「認知症対応型共同生活介護」として介護保険上に位置付けられ、認知症の人へ少人数(5人から9人)を単位とした共同住居の形態でケアを提供しています。家庭的で落ち着いた雰囲気の中で、食事の支度や掃除、洗濯などの日常生活行為を利用者やスタッフが共同で行うことにより、 認知症状が穏やかになり安定した生活と本人の望む生活を実現することができます。

 認知症の人にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることにより、 生活上のつまづきや認知症状を軽減し、心身の状態を穏やかに保ちます。また、過去に体験した役割を見出すなどして、潜在的な能力に働きかけ、認知症の人の失いかけた能力を再び引き出し、本人らしい生活を再構築することが可能となります。

 認知症グループホームのケアは、認知症の人を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視して、残された能力を最大限に発揮できるような環境を提供し、楽しみや潤いのある普通の生活を送ることができるように支援することを何よりも優先しています。

  1. 慣れ親しんだ生活様式が守られる暮らしとケア
    (個人の生活史が尊重された継続性のある生活)

  2. 生活障害を補い、もてる力が発揮できる暮らしとケア
    (本人の有する能力に応じた自立した生活)

  3. 家庭的な暮らしの中で権利や尊厳が保障される暮らしとケア
    (少人数の中で個人として理解され受け入れられる生活)

  4. 人としての自信と感情が育まれる暮らしとケア
    (衣・食・住全般に生活者としての役割のある生活)

  5. 豊かな人間関係を保ち支え合う暮らしとケア
    (利用者、家族、スタッフ、地域社会との絆を大切にした生活)

 日本は世界でも例を見ない速度で高齢社会を迎えました。そのため、早急に解決しなければならない様々な課題を抱えています。 中でも、認知症対策は避けて通ることのできない重大な課題となっています。



グループホームで働く職員は…

認知症の方もそうでない方も対応の仕方は人それぞれで十人十色。
しかし、基本的な対応を間違えてしまうと、利用者様も混乱してしまい対応次第でパニックを起こしてしまうこともある。日中そんな状態になると、夜は眠れなくなってしまうケースもあり、夜眠れないから翌日昼間眠くなって爆睡してしまう。更に短時間で眠って寝た気になってしまう。2、3時間寝てすっきりした表情で「おはよー」って満面の笑みでフロアーに出てくる。我々介護の現場で夜勤をやっている方は退勤後自宅に帰ってもクタクタに疲れているはずなのに、ナチュラルハイになってしまい眠れない。゚(゚´ω`゚)゚。お風呂に入って疲れをとって
さぁ〜ベッドにドボ〜〜〜ンとダイブーーー‼️(#^.^#)
……………
ところがどっこい、眠れないやんけ〜〜😠
寝ても2時間くらいで目が覚めてしまう、もう少し寝ようと思ってもそこからがなかなか眠れない。疲れも取れてない😭💦
なんでやねん❗️
もちろんその日の夜も眠れない。


利用者様の気持ちがよくわかるかも……🦆

(利用者様は)昼間の様子とは一転。表情はガラッと変わり不穏な表情。一つ間違えたら利用者様が手を出してしまうほど。職員は何度か酷い目にあったこともある。
不穏な状態の利用者様に爪を立てて腕などを引っ掛けられたり、酷い時は殴られたり。
予想だにしてない事で職員は利用者の手や腕をかわす事ができず傷を負う事もしばしば。経験の浅い職員は結構あり、そこで学習して、なんとかかわし方を自分流に習得。経験を積んでいく。瞬時に反応しないといけないので俊敏さも日頃から鍛えておかないと行けないかもしれない。

休みの日の過ごし方は…


そんな時に思ったのがフィットネスクラブでのエアロビクスだ。決められた時間にフィットネストレーナーがエアロビクスのレッスンがあり自由に参加できるのでそこで経験を積んでいく。と同時にストレス発散にも繋がり気持ちの良い汗をかくのだ。
エアロビクスも勿論有酸素運動をやることで代謝も良くなり脂肪燃焼も効果ありのトレーニングといえよう。更に言えば筋トレもやることで今後夜勤時の活力になるだろう。
私の以前の投稿を読んでいただけると筋トレの記事もあげているので読んでください。


認知症の方の対応は?


周りを見る習慣が身についてくるようになれば介護の現場でも生かされるのだ。それはデイサービス等の施設において、1人の利用者様だけではなく、その周りも見守りをしなければならないのだ。つまり、目を話した隙に「アッ❗️マヂ⁉️」「チョッ、ちょっ待てよ❗️」なんて木村拓哉みたいには言えない。
すぐその方のところに行って何をしたいのかを伺う。一言声をかける事で、その利用者様も次に取らなければならない事理解するのだ。認知症の方でも一度や二度言ったくらいではすぐ忘れてしまうのでまた同じ行動を取るが、数秒は稼げると言う事。また、同じフロアにいる職員に報告して目を配るように「情報共有」することが大事になる。

日々の申し送りが大事なわけ

だから夜勤者にもそういった日中の些細な出来事でも夜間の行動が昼間の行動があったから、こう言う行動をとるんだと、線がつながると言うわけ。日中の他愛のない行為や発言が夜になって現れるケースがあるのだ。
入居前に認知症になる前の日中の行動や、現役で働いていた時の生活パターンを聞き取りすることも大事になる

現場で働く職員も同様利用者様とのコミュニケーションが最も重要になってくる。だからといって夜間不眠の利用者様を日中ずっと起こしておかなければいけないかと言うとそれはちょっと違う。眠れなかったのは何かしらの理由がある。時系列を追って利用者様の行動を分析をする必要がある。

例えば日中傾眠して夜になると日中の普段の様子みたいに覚醒してしまっている日が続いている場合、日中特に午前中30分〜長くても1時間程度臥床する時間をとってあげる事。その日の夜どんな様子だったのか夜勤者はこまめに巡視を行い観察をする。どんな状態で寝ているのかとか。


職員のスキルアップは?

現場の先輩職員や経験だけでは限度があるため,いろんな研修に参加される。今ではYouTubeなどのSNSもあるから,動画や講義を聞くのも自分のスキルアップのためにはおすすめ。我々が介護の世界に入った時にはネット社会もない時代、ポケベルの時代❗️💦情報も簡単には得られなかったから今はなんでも手に入るからチャンス‼️

月に一度勉強会や研修もあるのでそのような場で身につけていく。また外部研修なども不定期ではあるが研修会もあるのでぜひ出席してみては?


最後まで読んでくださりありがとうございます。
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