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リスキリングに挑戦してみました。〜FP試験学科編〜

リスキリングFP編



ファイナンシャルプランナー試験は2022年の1月中旬から勉強し始めました。

まずFP試験の概要ですが、
この試験は年に3回実施されます。最初は3級から始め、次に2級まで合格しました。同時に全ての試験を同時に受けることはできず、私は5月と9月に受験しました。
試験はマークシート方式で学科試験、
筆記方式で実技試験が行われます。


試験を実施している団体は、
一般社団法人 金融財政事情研究会(金財)と、
NPO 法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会(FP協会)です。
実技試験を何を受けるかで受験する団体が変わります。 私は金財で受験をしました。理由は次回述べます。


学習ポイントとしては、
①基本的にFP試験は暗記の為、繰り返し学習が必要。覚えればできる。
②実技問題は同じような問題がよく出題されるのでやり込む。フォーマット覚えればそんなに難しくない。
③教材選定も重要。やる気維持の為に3級はスッキリめの基本的な内容を、2級は幅広い範囲をカバーできる教材を選ぶ。
④1年で合格することを目指す。税制や法律が変わる、つまり試験内容が頻繁に変わるため、面倒なので1年で合格しよう。
⑤ 実技試験は、学科の範囲と被っているところが多いので、まずは学科の試験を完璧に。
学習してみて思ったのは、この5つでした。

ここまでを抑えればあとはひたすら暗記を繰り返すのみですので、ここまでで読み終えてもらっても構いません。頑張ってくださいね😊 

さらに詳しく学科編からまとめていきます。


【学科】

マークシート方式で60問中36点取れれば合格です。 半分ちょい取れていれば合格となりますのでどうしても苦手な分野は飛ばしてもいいかもしれません。
 

FP試験学科範囲は大まかに6つの領域に分かれます。

ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産相続事業継承
の、分野が含まれます。


個人的に難しいと感じたのは年金(厚生年金から遺族年金など細かい)、生命保険(終身か有期か確定年金かややこしい)、損害保険(種類多い)、金融商品(最初意味不明)、金融派生商品(プロでも難しいのに)でした。

かなりややこしいし引っ掛け問題多いので繰り返し覚えます。最悪、試験の時まで覚えていればいいのです。(もう細かいところは忘れました…)

複雑で覚えるところが多い上に、馴染みがない単語も多いが試験には頻出です。


勉強方法としては、最初に教科書をざっと読み、問題集が解ける単元まで進んだら、問題を解くことを繰り返しました。教科書に載っていない部分はスマートフォンで検索し、メモを書き込んでいきます。すると、よく書き込まれるところは頻出かつ、教科書に載ってない事も稀に出されると分かりますね。 

試験範囲が多岐にわたるので、2冊ほど教科書を買ってみましたが全てを網羅する教科書とは無いんだなと思いました。

あと各種控除の金額とかは語呂合わせで適当に覚えましょう。実技でも役立ちますので必須。


そしてFP試験は、1年で合格を目指すことをおすすめします。なぜなら、控除などの税制や法律が頻繁に変更されるためです。


今回でもNISAの仕組みが変わります。情報を最新に保つ必要があります。覚え直しが面倒なので、大変ですが1年で合格することをお勧めします。

また、過去問を解いていての実感はNISAと教育ローン、フラット35は頻出です。

そして、合格点の36点を取るには1冊の教科書で2級も合格できると思います。 後の有料部分で使った教科書、 感想を載せていきますので、よろしければ参考にしてください。


3級時に難しかったのは初見の単語と意味を覚えるのがすごく難しかったです。

ただし、暗記科目なので、何度も何度も繰り返しをすれば必ずできます。3級を学習していた時にはメモ代わりに単語帳を作って仕事や遊びに行くときの移動中に何度か繰り返し見ていました。

暗記科目はひたすら繰り返しで復讐をしていくことが1番の攻略法かと思います。すきま時間を活用してください。
暗記範囲が多いので白目を剥きそうですが、基本的に暗記単語は日本語(横文字はそんなに多く無い)なので世界史の初手よりは辛く無いです!笑

そして、 問題集の2週目に入ったときにはわからないところを重点的に赤シートを使って復習しました。

これを繰り返して3級の試験は1ヶ月ほどで対策できました。そして、その後はすぐに2級の問題に取り組むことをお勧めします。

なぜなら3級試験でも2級範囲が出題されることがあるからです。 そして2級は3級の比でないほど範囲が広く深くなるので試験までの日数を稼ぐ為にも、早めに取り掛かって前倒しで勉強することをお勧めします。


また、モチベーションの維持ですが、3級の時は資格試験に取り組む経験がほぼ初めてだったので、心が折れないように最初は薄い教科書を使っていました。

これはやる気を維持するのにはとても良いのですが、反面、網羅ができていないので模擬問題を解いていても、教科書になかった問題が出てくることがありました。 しかし3級合格するには薄いテキストでも問題ないかと思います。

なので2級の試験を受けるのであれば、前倒しで勉強しておく方が薄いテキストで網羅できてないところも分かるので3級対策はバッチリです。

ちなみに2級の試験でも1級範囲の変更があることがありますので、幅広く勉強することが重要です。が、基本その問題は他の人も解けないので捨てます。

教科書1冊、問題集も1、2冊繰り返し解いて過去問を何度も溶ければ合格できると思います。


試験は年内に3回受験する機会があるため、計画的に勉強しましょう。体感的に言えることは、3級は1か月、二級は4ヶ月ほどの準備期間で合格点に到達できる感じでした。(1日1時間をほぼ毎日やるスタイルで)


さらに、過去問題や試験情報は、金財のウェブサイトで無料で入手できますので、それを利用することをおすすめします。 私もコンビニで全てコピーしました。

過去問を解く際には、学科では4択から正しい1つや間違ったものを1つ選ぶ問題が出るのですが、全ての問いが合っているのかどうかが自信を持って答えられる位まで勉強しました。

但し、過去問の年から法律や税制が変わっていることがあるのでその点は注意してください。


実技と学科のどちらが難しいかと言われると、学科の方が難しいと感じました。 試験範囲が多いからです。
過去問を解いてわからないところを調べるをひたすら繰り返す作業をすれば合格できると思いました。


ここまでが学科編です。
長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。分かりにくいところがありましたら加筆修正しますので教えてくださいね。


ここからは使った教科書を上げていきます。
率直な意見を書きたいので有料にします。


趣味で100点目指してたので(暇だったから)何冊かテキスト使って良し悪しあったので知りたい方や、あやさん頑張ったので、カフェラテ奢ってあげるよと言う方が居ましたらお読みください。

でも内容は無料部分で問題ないのでここから下は読まなくても大丈夫ですからね😊頑張ってくださいね!

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