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なんちゃって百条委員会

2024年 6月13日(木)

今日の景色…

今日の夕方の奥猪篠畑…
草刈り作業アフター…
とりあえず…
椿の木の救出は出来ました…
ただ問題はこれから…
斜面の上のほうの草刈りはその“踏ん張り”がシンドいです…
また暑さを避けてぼちぼちと…
そして帰り道…
鹿さんとの…
にらめっこ…
逃げずに堂々とした“お父さん鹿”かな〜

〈気になる記事・後半…〉

【調査報道】市民に情報が閉ざされた百条委員会 非公開で隠されていた問題を独自取材~洲本市のふるさと納税をめぐる元職員の不正を調査~

(記事本文抜粋…)

特集は、373品の返礼品で違反が指摘された洲本市のふるさと納税についてです。洲本市議会は、2023年10月、強い調査権を持つ百条委員会を立ち上げたのですが

いつ開催?
市民へのお知らせはホームページで数行。日程記載のみ。誰が証人尋問で呼ばれるのか、市長や副市長ですら記載されず。

どんなルールで運用?
ルールを示した百条委員会の手引きは、記者クラブが公開を求める要望書を提出しても非公開。サンテレビが情報公開請求しても不開示

証人尋問の撮影は?
メディアの撮影不許可。ライブ配信なし36席の傍聴席が唯一(市長・副市長と元課長の証人尋問時のみ特設モニターあり)

委員会に提出された記録資料
メディアは閲覧不可。記者会見で一つ一つ質問するしか方法がない。

このように、多くが非公開となっていて市民に情報が届いていません。非公開で隠されていたある問題について番組が独自取材しました。

ふるさと納税の中心的な業務を担っていたとされる人物が魅力創生課元課長です。指定取り消しに関連する多岐にわたる不正行為があったとして、2022年3月、停職6カ月の懲戒処分。その後、自主退職しています。
その半年後、市の第三者調査委員会がこの問題を調査しますが…。

第三者調査委員会 上村敏之 委員長職務代理者(関西学院大学教授)
総務省の基準から見たら違反だらけでこれを見た時はがくぜんとしました。はっきりと言って終われませんでした。あまりにも問題が多すぎるわけです」

基準違反の返礼品は373品。最終報告書では、温泉利用券をめぐり、市がうその公文書を作成したり、外部の団体を巻き込んで偽装を図ったりした疑いがあること。また、市が発行した商品券は管理番号が割り振られておらず、無断で持ち出されても分からない状況の中、元課長が不正に使用し、パソコンやプリンターを購入したこと。さらに、返礼品のおせち料理については、条例で定められた議会の承認を得ずに申込書に偽の公印が押され、2000セット4800万円分が東京の企業に発注されたことなどさまざまな問題が指摘されていました。

洲本市議会は2023年10月、元職員の不適切な事務処理などを調査する特別委員会 百条委員会を設置。しかし…。

2023年12月リポート 「きょうの証人尋問も非公開

5月2日リポート 「きょうは市長と副市長の証人尋問なんですけども、きょうも中の撮影は許されませんでした」

5月25日リポート 「きょうも中の撮影は許されませんでした」

どのようなルールで百条委員会を運用しているのか
淡路島記者クラブは、ルールを記した手引きも公開を求めましたが、中身は明かされませんでした。
サンテレビは、市議会と洲本市に対して、手引きの情報公開請求を行うも「行政文書にあたらない」として開示されませんでした。

👉少し前に…
淡路島の洲本市議会で行われていた「百条委員会」の実態…。

この洲本市の百条委員会に関しては…
洲本市の当時の課長が「洲本市ふるさと納税」に関するいろんな不正を行っていたものに関するものでした…。

しかし…
恐らくそこにはその課長のみならず、洲本市の役人やいろんな人たちも絡んでいる為に、その「百条委員会」による厳正で積極的な解明どころか、何らかの圧力が掛かっていたのか、どうやらその議会も含めた組織ぐるみで“あやふや”に事を納めようとする動きがあったようです…。
それはまさに「なんちゃって百条委員会」…

この案件は…
あまり全国的に大々的なニュースにはなっていなかったようですが、かなり“問題あり”で消化不良な百条委員会だったようです…。
そしてもちろん、洲本市民は全然納得していない様子です…。

わたしも以前…
淡路島に住んでいましたので、その“島の体質”も肌で知ってはいますが、神戸や他の街では絶対にまかり通る事のないような理不尽な案件が、何故かまかり通ってしまう「時代錯誤」なところが未だに残っているところがあります…。

そして…
その「権力」に…
何故か島民はみんな…
「見ざる言わざる聞かざる」なところが…

淡路島という「島」とその「小さな世界」の「小さな社会」でずっと生きていく為には、仕方ないところがあるのかもしれませんが…。

それにしても…
この洲本市のこの「百条委員会」ひとつ取ってみても、やはり普通の感覚で考えたら“あり得ない”という事がまかり通っている島社会…。

今までの時代であれば…
その小さな島の中でいくらでも“揉み消し”出来ていたかもしれませんが、今のSNS時代には、さすがにもう無理があるのでは…。

でも…
このような小さな地域の“村社会”というのは、淡路島だけに限らず、日本中の至るところに存在して今も尚残っているはず…。

そういう意味でも…
やはりその地域におけるメディアの役割りというのは大きいような気がします…。
その地域の権力者に忖度している場合ではありませんね…。

ということで…
今回の兵庫県知事に対する兵庫県議会の「百条委員会」においては、この洲本市のような事はないとは思いますが、しっかりと厳正に、全国の見本・お手本となれるような「百条委員会」にしてもらいたいと願います…。

興味のある方はその「洲本市議会の百条委員会」の報道動画をご覧ください…。


〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


《イチオシ👉お薦め動画…》

【邪馬台国オリオン座説】



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