コミュニケーションからの人材育成

お仕事お疲れ様です。
今回は、人材育成についてお話しです。

皆さんの職場は人材は十分に配置できてますか?
もしくは、配置基準ぎりぎりで運営されてますか?
私が今まで勤めてきた職場は配置基準ぎりぎりな所ばかりでした。

前回のお話しでは、私は管理者にとして従事しております。
管理者として、従事している中、採用面接も行っておりました。
当時はなかなか応募も無く、紹介会社を頼る事がほとんどでした。
それでも、応募があまり来ない時もありました。

当時の施設では、内部研修や外部研修もあまり活発ではありませんでした。
その為、ケアスタッフのケアの質も向上する機会もあまりなく
せっかく新しいスタッフが入っても、育成システムやフォローが
うまく出来ず直ぐに退職されてしまいました。

そこで、私は、内部研修の見直しの為、他の店舗管理者の力を借りながら
研修改革を行いました。
まず初めに、全スタッフへ研修プログラムを作成して配布しました。
次月は何の研修をするのかを明確にするためです。
皆さんの職場でも年間研修予定表などを作成されているかと
思います。

私たちの研修改革では、研修内容に工夫をしました。特に力を入れたのは
グループワークでした。グループワークでは、色々な意見を出し合い、
グループで問題解決までしてもらいます。もちろん、ファシリテーター
もついています。
私の施設は、今まで研修が講師が話して資料を見て終わる研修でした。
つまらない研修でした。
グループワークの研修に変更してからは、現場でのスタッフ間での
コミュニケーションが向上された事で、利用者様の変化等の情報共有や
カンファレンスや職場会議でも多くの意見が出されるようになりました。
職場の雰囲気も明るくなり、活気にあふれるようになりました。

その他にも、介護技術研修も通常よりも増やし、セラピストを講師に招き
新人スタッフからベテランスタッフまで幅広く参加できる仕組みを作り
ました。
新人スタッフは先輩の身体を使い、様々なケア方法を学び、ベテラン
スタッフは今までのケア技術で良いのか確認しながら新人スタッフに
解りやすくアドバスをしたりしておりました。
ベテランスタッフは指導を通して、新人スタッフが何に不安や悩みが
あるか把握する事ができる場所にもなっていました。
各店舗管理者はスタッフの特徴を把握する事もできました。

上記のほかにもさまざまな研修改革を行いました。
結果、スタッフがスタッフを育成する環境になり、退職者が減りました。
研修改革を通して、確認できたのは、介護知識や技術をもっと
学びたい人が多くいる事。
スタッフ間のコミュニケーションが職場を変えるのだと思いました。
スタッフのやりがいや、働きやすい環境を作る事でより良いサービスが
提供できるのだと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?