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大学で友達を作らなかった理由

明日は、いよいよ大学最終日。私の小中高大学生生活16年間が終わる。長かった長かった。いろいろなことがあった。楽しかったことも辛かったことも、、

私はどちらかというと元気な方で色々な人と仲良くできるタイプだった。みんなからはいじられやすく愛されやすいタイプの学生だった。小中高全ての卒業式で涙をしたくらい心の底から友達と先生が好きだった。そして、期待を膨らまして入学した大学。コロナ禍と同時に私は自分がゲイであることを知ることになる。これは、自分の人間性を大きく変えた。人とは深い関係にならないように気をつけて、人への興味を遮断した。本当は他人が大好きで、人に興味がある人間だった。仲良くしてしまったら自分のセクシャリティーがバレることを恐れた。

なぜ、ゲイだからといってこんな思いをしないといけないんだと思う時もあったけど、ゲイの人たちと会ううちに僕にはこちらの世界があると少し仲間意識が芽生え、当時の自分を救ってくれた気がする。

ただ、恋愛には埋められない友情の必要性に気がついたとき、私は少しずつ仲のいい友達だけにカミングアウトをし始めた。私の場合、カミングアウトしても嫌われない自信がどこかに感じる友達だけにカムアをした。幸い、カムアして関係が変わった人はいなかった。私は、彼らに甘えて今生きていられる。彼らは私をいじってくれたり、いつものように私を扱ってくれた。大学では友達ができなかったけど、私にしか経験できないコロナ禍のゲイライフを満喫した。

初めての友達がいない学校。周りの集団が怖かったし、学校に行きたくない時もあった。でもその時感じたことは、私が楽しんでた小中高時代にそのような思いをしてた人がいたという事。自分が楽しんでた反面、苦しい思いをしていた人がいたという事。このときに、なるべく多くの人の気持ちを理解して察せる人になりたいと感じた。辛いと感じている人を助けられるような人であれますように!

夜に感傷的になり、感情に任せて書きましたので、拙い文章でしたら申し訳ございません。

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