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まどろみ天使
2024年6月29日 15:27
(過去作)「何処にゆけば苦しみを愛せる」*1本当の意味で終わりのない終末への旅立ちだった。死のうと思い始めたのは、しかし、この一節に出会った後からだったと思う。そして今も、死のうと思っている。小学生の頃、随筆家になりたいと思っていた。受験勉強でかなりの量の随筆を読んだ。しかし「これ位なら今の私にも書ける」と常に思っていた。そのうち小説家になりたいと思った。だがどうしても書けなか
2023年11月23日 11:19
芸術受容の態度は、その目指すものが美的対象そのものであるべきであり、そのときにおいてのみ、作品の真の評価が可能となる。享受の対象が感情である場合(我々は気づかぬうちにこのような態度=ディレッタンティズムをとっている場合が多い)、芸術は享楽の刺激物として、作品は芸術以外の感情喚起ないし陶酔手段と異ならない。私は真正なる芸術体験とはセンチメンタリズムと主知論の間にあるものであると考える。ところ