VARION JAPAN 田原

株式会社VARION JAPAN 田原 由紀です。 私たちはインドネシアでコーヒー豆を…

VARION JAPAN 田原

株式会社VARION JAPAN 田原 由紀です。 私たちはインドネシアでコーヒー豆を生産し、日本で輸入・販売しています。 インドネシアのコーヒーは「マンデリン」だけじゃない! バラエティに富んだインドネシアのコーヒーと風土や文化を紹介します。

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インドネシアからスペシャルティコーヒーを世界へ。

VARION COFFEEについて 私たちはインドネシアでコーヒーを生産し、世界中に販売しています。 インドネシアはコーヒーベルトの真ん中に位置し、各島々の火山による高地がコーヒーの栽培に適した環境を生み出しています。コーヒーの産地として有名なスマトラ島はもちろん、ジャワ島、バリ島、スラウェシ島、フローレス島など、気候や風土が違う島々で、多彩な方法で精製された個性豊かなコーヒー豆が生産されているのです。 私たちVARION COFFEEはインドネシア全土に20,000人を

    • カフェ巡り(韓国編)

      旅行が趣味です 私は、旅行が大好きです。 まず、乗り物に乗って風景をボヤ〜っと見るのが大好きなのです。 車、バス、電車など何でも好きですが、中でも大好きなのは飛行機。 あの大きな機体が飛ぶことにもロマンがありますし、空港という場所が大好きなのです。 お金と暇さえあれば、いつでもどこにでも行きたいのですが、残念ならがお金も暇もありません。 そんな中でも少しの時間で行ってきた韓国でお邪魔した素敵なカフェをご紹介したいと思います。 どなたかのいつかの旅の参考になれば嬉しいです

      • カフェインコントロール

        コーヒーにはカフェイン コーヒーを飲む理由は色々あると思いますが、「カフェインを摂りたいから!」という人も多いのではないでしょうか。 朝の目覚めのとき、午後ボヤ〜っとしてしまうとき、連休中に渋滞にハマり頑張って運転しなければいけないとき・・・。 カフェイン入りのエナジードリンクが流行るくらいですから、カフェインを求めている人は多いのでしょうね…。 (カフェイン依存、なんて言葉を聞くくらいですし!!) そもそもカフェインとは、コーヒー豆やカカオ豆、お茶などに天然に含まれる

        • インドネシア各地の生産拠点

          各地の生産拠点について たくさんの島々からなるインドネシア。 島ごとに自然環境も文化も違っていて、同じようにコーヒー豆も個性豊かです。 私たちは高い品質のコーヒー生豆を栽培・精製するために、インドネシア各地に生産拠点を持っています。 そのうちのいくつかはエキスポート・ハブとしての機能を持っており、EVC(EXPORT HUB VARION COFFEE)と呼んでいます。 今回は、インドネシア各地にある私たちの生産拠点を紹介します。 EVC 01 (ジャワ島 西ジャワ)

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        インドネシアからスペシャルティコーヒーを世界へ。

          クオリティ・ファースト

          高い品質を確保するために 私たちはインドネシアでコーヒー生豆を多くの農家さんと協力しながら生産していますが、コーヒーは農作物ですから、その年の気候、木の状態など色々な要素が品質に影響します。 自然相手の作業はやはり難しいです。 でも、自分たちのコーヒー生豆は高い品質を保っていきたい。 そのために、VARIONでは農園から輸出まで色々なスタッフによるクオリティコントロールが行われています。 アグロノミスト・フィールドマネージャー コーヒーチェリーは各農園で栽培され、収穫

          クオリティ・ファースト

          コーヒー生豆の精製方法

          コーヒー生豆とは、コーヒーの果実の種子の中身 コーヒーの木や果実を見たことありますか? 日本ではコーヒー栽培は難しく、沖縄か温室内で栽培されているだけなので、ほとんどの人が見たことがないと思います。 コーヒー生豆というのは、アカネ科のコーヒーの木の果実の中の種子の硬い殻を取り除いた「胚乳」「胚芽」の部分をいいます。 (「の」が続きました〜!) 梅干しの種を割って中から出てくる『天神様』の部分、と私は説明しているのですが、この話で理解してくれる人が少なくて淋しいです…。 (

          コーヒー生豆の精製方法

          インドネシアの地理とコーヒーの産地②

          インドネシアは世界でも有数のコーヒー生産国です。 コーヒーベルトというコーヒーの栽培に適したエリアに国ごとバッチリ入ってるからだけでなく、インドネシアの地形が大きく関わっているのです。 今回は、インドネシアの地形についてまとめました😊🇮🇩 インドネシアの地形は日本によく似ている 日本の地形の特徴は、たくさんの島々からなり、島の中央には大きな山や高い山脈がそびえ、火山が線状に分布している、というところでしょうか。 この地形は、ユーラシアプレートに太平洋プレートがぶつかること

          インドネシアの地理とコーヒーの産地②

          日本での【課題】

          私たちはインドネシアでコーヒー豆を作っています。 そのコーヒー豆を日本で売っているのが「VARION JAPAN」なのですが、いくつかの課題を持って活動しています。 ちょっと企業PRみたいな内容になりますが、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 課題1.普及活動 コーヒーといえば「ブラジル」「コロンビア」「エチオピア」などの国を思い浮かべる人が多いですよね〜。 実は、世界のコーヒー生産量1位はブラジル、2位はベトナム、3位がコロンビア、4位がインドネシアです!(2022年

          日本での【課題】

          インドネシアの地理とコーヒーの産地①

          インドネシアはマイナーな国だ・・・(個人的見解ですが) インドネシアのスペシャルティコーヒーを日本に広める仕事を始めて1年以上経ちましたが、日々新しい人と出会い、美味しいコーヒーをいただいて楽しく過ごしています☕ 私自身、この仕事を始めるまでインドネシアには全くご縁がなく過ごしていたので、インドネシアについて「東南アジアの国」「デヴィ夫人とスカルノ大統領?」「スマトラ地震」「ディーンフジオカさんの家族が…」といった知識しか持っていませんでした。 (バリ島ってタイだと思って

          インドネシアの地理とコーヒーの産地①

          VARION(バリオン)の始まりのお話。

          バンドンでの出会い 私たちの活動は、ジャワ島西部のバンドンという街で飲んだ一杯のコーヒーから始まりました。 それまで何気なく飲んでいたコーヒーとは全く違う、その美味しさに驚き心を打たれた当社代表は、小さなコーヒー農園を始めることを決意します。 はじめはうまくいかない事ばかりでしたが、農園で働く農家と一緒に肥料や精製方法を工夫し、栽培管理を効率化することで品質を着実に向上させました。 同時に自社育苗した品質のよい苗を周辺農家に供給し勉強会を行うなど、精力的に周りの農家も巻き込

          VARION(バリオン)の始まりのお話。