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子供たちは、Roblox上でパレスチナ応援デモに参加している

低年齢メタバースゲームで圧倒的なRobloxは、ユーザーの60%が16歳以下とZ世代・α世代へのアプローチツールとして市場で注目されています。同ゲームを運営するRoblox社は、時価総額約3兆円の巨大ゲーム会社です。今、このRoblox上の町で、パレスチナを応援するデモ行進が何度も行われ、デモ行進の延べ参加者は27万人を超えてきました。

Roblox画面 from YouTube

Robloxの担当者は、「(ゲーム内で)社会問題を話題するのは何の問題もないが、暴力やテロリズムを擁護・推進する行為は厳しく禁じている。」とコメントしています。しかし、このデモを主導しているのが誰なのかも分かりませんし、ここに参加しているユーザーが実際にガザの問題をどの程度理解しているのかも全くの不明です。ただ、本当に多くの子供たちが参加しているとしたら、ゲーム内の雰囲気で簡単にマインドコントロールされてしまう可能性は高いと感じます。

さながらハーメルンの笛吹き男のように、多くの子供たちをネットで誘導し、現実社会に影響を与えていくことも可能です。

ただ、そんな心配は子供たちから見れば、大きなお世話なのか、自由なネット空間で失敗しながらも学んでいくべきなのか。個人的には低年齢層には一定の規制を設けるべきとは考えていますが、あるべき姿は全く分かりません。

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