飲食店開業の足掛かり
こんにちは!飲食店経営アドバイザーの水谷です。
今回は私自身も直近で始めたサービスの内容に関して記載させて頂こうと思います。
サービス内容は「飲食店開業コンサルティング」です。
飲食店の事業改善をして事業継続をしてほしいため、事業拡大サービスやコンサルティングをスタートさせました。
しかし、何より事業を始める最初の計画をつまずくと創業の資金が底をついてしまいます。
事業の終わりはキャッシュの流れが止まってしまうこと。
なので、飲食店を開けることを考えている方向けに、飲食事業をスタートするにあたっての最低限の条件を今回は記載させて頂きます。
飲食店開けるのって凄いお金がかかります。どうやって用意するの?
自分でもちゃんと貯金して用意しましょう
飲食店の開業のためには、自分の家を使う以外には
① その物件を借りて、
② 思い描いたお店の造作を作ってもらい
営業を始めないといけないです。
上記の記事の中でも記載されてますが、
飲食店の物件の賃貸借契約(物件を借りる契約)を結ぶためには、大家さんが自身を守るため「保証金(敷金)」という形で家賃の6か月~10か月程度の費用を入居時に請求されます。
物件を出る際、新しく借りてくれる人のために「原状回復」(=スケルトンって言ってます)をしてお返しします。
借りた物件を出るのにもお金がかかるので、契約時に支払った保証金から相殺することが多いです。
いきなりそんな高額費用を準備できるならいいですが、お店を開業する際にそこまでお金を持っている方はほぼ皆無です。
足りないお金は外部から借りて用意するしかないです。
でも、ここが一番のハードルですが、お金を貸す側はそんな高額の費用を初めて会った方に貸すことに まず、様々な「壁」用意してます。
その中で、事業をスタートする方に対して最初の壁は、この人は本当に事業を始める「覚悟」があるのか?ということ
自分の夢のためにスタートするための「自己資金」をある一定の比率でも用意出来ない方に、お金を貸すことはありません。
まずは、自身でお金を貯めて、足りない分を借りるというスタンスを前提にしましょう
ご参考までに飲食店にまつわるお金に関して、前回投稿させて頂きました!
お金を貸して頂ける方に納得してもらうにはどうすればいいのでしょうか?
お金を貸す側の気持ちになって、お金を返せる計画をちゃんとたてよう
友人にお金を貸した際に、脳裏をよぎること「なるべくお金早くかえしてくれないかなぁ~」
ビジネスの世界でもお金をちゃんと返してくれた人は、信用が出来ます
もしかしたら、次のお店を開ける機会がある際にすぐに助けてくれるかもしれないです。
実際のビジネスにおいてお金を貸してくれるのは、ほぼ友人ではないです。
初めて会うような方に対してお金を貸してくれる様にしっかりしたプレゼンの為の準備が必要です。
それが、「事業計画」です。
この事業計画が実は飲食業を長い間運営するにあたって一番重要です。
お金を借りる時だけ、うまく取り繕ろうとした場合、大抵数か月でうまくいかなくなり閉店に追い込まれます。
飲食の大手企業でさえ、新業態を開けるために数年の歳月をかけて作り上げてます。
飲食店の事業計画で難しいのが、
・売上、利益計画
・業態、オペレーション
の2点がうまく回らないといけないこと。
なので、飲食店で店長経験が長いという経歴だけでなく、「経営視点」と「事業開発」の視点が必要なため、最初だけでも出来る限りプロの力を借りた方が懸命だと思います。
初めて飲食店を開業します。自信がなくても大丈夫ですか?
親族や親友でない限りあなたの詳しい経験は知りません。まずは飲食店の経験を貯めましょう
飲食店を開けるにあたって、まずはどうやって「お金」の準備することにフォーカスしました。
結局、同様でお金を貸して頂ける側に一定額以上の自己資金の準備以外に、信用を得てもらうために必要なのが「人格」と「経験」
飲食未経験で長年勤務してきた退職金でお店を開業というお話をネット等からも見ることがあります。でも、お金を貸す側の気持ちに立つと飲食未経験の方に対してどうやって信用を得られるかというと、安心できる「経験」がないと難しいです。
一つの方法として、経験が足りないなら、確実に利益を出せる仕組みを持つフランチャイズに加盟する事の方が失敗の確率が減ります。
そして、いいからお金貸せよってスタンスの方より、一緒に地域の方に「美味しさ」という幸せを届けるビジネスパートナーとしての礼儀をちゃんと持つ「人格」が、法という人格に対して関係性をより高める結果になると思います。
まとめ
日本の飲食店は参入障壁が世界一低いと言われております。
その分、たった3年での閉店の比率は7割です。
閉店の原因の一つとして、開業時の準備不足が挙げられます。
世界一美味しいお店が多い国のプライドにかけて、まずはスタートをこけないようにしてほしいため、これから開業する方、もしくは、今あまりうまくいってない方は早い段階で専門家の助けを借りるのも一つの手だと思います。
開業のリスクヘッジに関しては
開業のための事業計画の立て方に関しては
少しでも飲食店開業の不安がございましたら、どんな質問にもお答えさせて頂きます。
今すぐでなくても今後知りたいということでも大丈夫です
もしご希望がございましたら、無料相談を受け付けております。
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