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【居酒屋の厳しさは想像以上】です

昨日、酒類販売大手の【やまや】が決算を発表し、非常に厳しい内容で純利益が前の期比94%減となりました。

理由は傘下の居酒屋チェーンの不振です。

参加には【チムニー】【つぼ八】等があるのですが、外食事業部で100店舗超の閉店を決めているとの事。

【つぼ八】は銀座店を含めて12店舗の閉店がすでに決まっているようです。

先日、【《コロナ関連の倒産で飲食店がホテルを上回る》本番はこれから・・・】という記事を書きましたが、本当に飲食店は厳しいのですが、その中でも居酒屋はより厳しい状況に置かれています。

厳しい理由はマスコミが【会食でのクラスターの発生】を”夜の街のクラスター”の次に報道している事です。

実は主に東京都で発生しているのですが、キー局が報道するので身近にも発生しているように思います。

そして会食でのクラスターは《4人以上の会食》で発生していると報道されているので、みんなで集まってワイワイするのが楽しさである居酒屋は、今回の報道の直撃を受ける業種で、本当に集客に苦労しています。

このような状況は年末年始まで特効薬が作られない限り続くと予想され、本当に厳しさは半端じゃない状況です。

しかし、この状況を嘆いていても仕方がありません

ではどうするのか。

ポイントはいくつかありますが、一番は《状況に合わせた宴会》を作り出す事です。

いま、様々な居酒屋や新型コロナウイルス感染症対応コースとして、個別盛の料理提供や注文票の変更、ドリンク対応など行っていますが、今までのように1人いくらという宴会だけでなく、《2名様向けの宴会》《家族単位》で利用する宴会を考えるのも1つの対策ですが、自店に来店されているお客様は、根本的にどんな対応をして欲しいのかを徹底的にリサーチ(アンケート)する必要があります。

また、私のお取引先や知り合いのお店を見ると【女性】のお客様の戻りが少なく感じます。
衛生意識は女性の方が高いので、女性が安心する衛生対策も必須です。

先日、ある居酒屋にお伺いしましたが刺し盛など取分ける料理に”取り箸”が添えられておらず、皆さん食事した箸を直箸で料理を取っていました。
入口にも対策ポスターもありません

今までは当たり前でも【Withコロナ】時に選ばれる飲食店を目指すならアウトです。

こんな事までするの?という事を行って、初めて選択の土俵に乗ります

日本人は世界でも稀な衛生意識を持っていて、科学的安全より精神的安心を優先します。

もう一度、自店の行っている事を見直して、生き残れるお店作りをしていきましょう!







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