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大好きな街サンセバスチャン

普段私はふらっと一人で旅に出る事が多いのですが、食べ物の美味しい街には誰かを誘って出かけます。きっと食べて美味しかった感動を一緒に味わいたいのだと思います。

まさにその条件に匹敵する街が、スペインの北部バスク地方の街、サンセバスチャンなのです。

今までサンセバスチャンには二度訪れましたが、2015年に初めて絶対行きたいと思ったきっかけは、高城剛さん著書の、”人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか”を読んだ事です。

それまで私はスペインは大好きで、バルセロナは多分4、5回、マドリード、南部のアンダルシア地方も行った事がありましたが、なぜかバスク地方には特に興味を抱いた事がなかったのです。

サンセバスチャンに行く時はいつもバスク地方の州都ビルバオに飛行機で飛んで、ビルバオからバスで向かいます。

私が行ったのは二回とも9月で、ちょうどサンセバスチャン映画祭が開催されていました。バスク地方はスペインの中でも気温が穏やかで夏でも過ごしやすく、9月になるとホリデーシーズンから外れるため航空券も安くなります。

サンセバスチャンはビスケー湾に面している港町ですが、綺麗な砂のビーチもあります。9月でもまだ泳いだり日光浴をしている観光客の方々がいらっしゃいました。

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サンセバスチャンと言えば、バルでピンチョスの食べ歩きです。ピンチョスはタパスの一種ですが、大体が小さなパンに具材が乗って爪楊枝が刺さっています。パンでお腹が膨れてしまうので、実際はそんなに沢山は食べれないです。

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このような洒落た小皿料理のピンチョスを出すモダンな店もあります。

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こちらはNestorというお店の看板マスターです。バスク地方で飲まれているチャコリという微発泡性のワインを高い所から注いでいます。美味しくてアルコール度数も低いので、ぐいぐい飲めてしまい危険です。

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NestorはTボーンステーキが有名なお店で、いつも満員です。私たちは二回とも予約なしの飛び込みでなんとか座れました。日本のテレビ番組でも紹介されています。粗塩だけでいただくのですが、これが絶品でした。死ぬまでに絶対にまた食べたい一品です。

写真は撮り損ねましたが、ここ数年日本でもブームのバスクチーズケーキが有名なLa Viñaにも行きました。自分でも何度も焼いてみましたが、本場の物とはちょっと違うんですよね。

サンセバスチャンは見ての通り美食の街ですが、現地の人たちもフレンドリーでとても親切、親日家の方にも出会った事もあり大好きになりました。

また近いうちに必ず誰かを誘って、サンセバスチャンには食い倒れ旅行に行きたいですね。

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サンセバスチャンのお土産物屋さんのわんこです。可愛かった〜

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