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何度でも訪れたくなる街リスボン

ポルトガルの首都リスボンには今まで2度訪れました。一度目は友人と一緒に春のポルトとリスボンへ、2度目は一人で冬のリスボン、シントラそしてロカ岬を訪ねました。

ポルトガルは物価も安く、食事も日本人の口にとても合いますし、冬でも温暖な気候でかなりお勧めの国です。

素朴でどこか懐かしい感じのするポルトガル、その中でもリスボンは初めて訪れた時から大好きになりました。

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リスボンのオレンジ色の街並みが澄み切った青い空に映えています。

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リスボンの街の至る所にある美しいアズレージョ(ポルトガル伝統の装飾タイル)を探すのも楽しい街歩き。何処のどなたか存じませんが、先客がおられました。アズレージョもご家族もとても素敵です。

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初めて行ったときにまず向かったのが、路面電車の28番線に乗ってリスボンの街を回る事でした。

リスボンは石畳で急な坂道も多い街なので歩いて回ると結構大変なのですが、この28番線に乗れば観光中心地のバイシャから下町の情緒あふれるアルファマを一気に観光出来ます。

しかしこの28番線の旅が観光客に人気が出てしまい、途中から乗ってもほぼ座れないばかりかすでに満員で乗れない事もあるのです。混んでいる電車ではスリも多いので、どうしても安全面も考慮して座りたい。

そこで私たちは、出発地点まで先回りして乗り込もうと考えました。でも皆考える事は同じ、かなりの行列が出来ていました。1時間以上待った気がしますが、無事に座って終点まで行く事が出来ました。

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途中建物ぎりぎりの所を走ったり、庶民が住んでいる下町を通り過ぎたりとても楽しかったです。窓も開くので写真やビデオも撮影出来ます。

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こんなレトロな一車両しかない電車なので、一度に沢山は乗れません。

リスボンに来てこれを食べないで帰れないくらい有名な、1837年創業老舗ベレン(Pastéis de Belém)のパステル・デ・ナタ(エッグタルト)を食べに行きました。

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アズレージョの施された建物がレトロで可愛いです。昔この場所には砂糖の精錬所と雑貨屋がありました。1820年の革命で修道院が閉鎖され多くの修道士が職を失ったため、修道院の伝統菓子パステル・デ・ナタを売り出したら大人気になりベレンを開いたそうです。

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こちらもすでに長蛇の列でしたが、中で食べないで持ち帰りを選べば早く順番が来るので、買って近くの公園で食べました。

ロンドンでもナタはポルトガルのカフェなどで気軽に食べられますが、ベレンのナタは初めて食べた食感でした。外はパリパリのパイ皮、中のクリームはトロトロでとても美味しかったです。

シナモンと粉砂糖のサシェがつくので、そのままで食べたりシナモンをふりかけたりして味を変えて楽しむ事も出来ます。2個くらいぺろりと食べられますよ。

To Be Continued...



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