見出し画像

最近外国でよく言われること

最近旅先で気になる、よく言われることがある。それは、日本人はなぜ物を買わなくなったのか、ということ。

7年前にイタリアに数ヶ月滞在していたときに、家の前にあった革製品屋さんの兄ちゃんが嘆いてた頃からよく聞く常套句。

日本人は食べてばっかりで、何も買わない。

バブルの頃から比べるとやっぱり違いは顕著だろうし、イタリア製の革製品となると単に日本人の財布の紐がきつくなっただけなのかもしれないけど、日本国内で手に入る物がどんどん豊かになったこともあるんだろうと思う。

だって正直な話、百貨店で売ってるイタリア製のバックの方が現地の適当な店で何も分からず買うよりも質が良くてお洒落だったりするじゃない?それに何よりも、どこで売ってるか分かっているから、手に入れやすいし、デザインも日本のトレンドを取り入れているしさ。

コロンビアの路上でサングラスを売っていた困り顔のお兄さんによると、彼は路上で偽安物のサングラスを約1500円で売っているらしい。

え、それって高くないか?

日本だと1000円で頑丈でお洒落なものが買える、っていうか100均にも売ってるはずよね!!それに、コロンビアに日本から行くような人ならお気に入りのサングラスを持ってくるだろうし、貧乏旅行のバックパッカーはそんなコロンビアならぬ日本の価値観で考えても高いようなものなんて、絶対買わないだろうよ。笑


それぞれ国のお金の大きさや重さが、その国の人のお金に対する価値観を決めるんじゃないかっていう人に会ったことがあって、日本のコインの中で一番大きなピカピカの500円玉が、アメリカでもヨーロッパでも5って書いてある比較的他よりも小さな紙切れで、どっちの国でもそれでお腹いっぱいランチ定食は食べれない。その話を「なるほど、面白い」と思って当時は聞いていたんだけど、海外で物を買い漁る人たちのお金が小さいっていうところと関係があるのかもしらないね。って知らんけど(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?