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ホットライン。ショートショート

この物語はフィクションです

真似して入れてみた

とある朝。
ワールドブルー本社『お先します部』に陽気な着信音が響き渡った。

「蒼林さん、あの電話って…」

隣でメガネのレンズを念入りに磨いていた男は、爽やかに応えた。
「あれかい?社長からのホットライン」
「あぁ、そうなんだ」
「今日はなんだろうね?新人くん。楽しみだねぇ」

間もなく部長が受話器を取った。
「おはようございます蒼木です。…はい。…はい。…テーマパーク。…はい…」

「聞いたかい、新人くん。面白くなりそうだ」
爽やかに二カッと笑う。

そんな簡単に社長の一存で決めちゃうのか?
部署内の皆が興味津々といった具合で部長に視線を向けている。

部長と社長のやり取りは続いている。
「…はい。映画がモチーフ…アトラクションを点在…季節ごとのパレード…?」

「蒼林さん、それってあのテーマパークですよね?」
「だな」
何かを察したのか、蒼林はニヤついている。

「…あの、社長、それは何かと問題があるのでは…。あ、はい…       へ?
部長の口から聞いた事もないマヌケな声が漏れた。

「ゆにバーチャルスタジオジャパン…??」



途端に皆が吹き出した。
「そう来たか」
「ネタでしょ?本気じゃないでしょ?」
「さすがウチの社長」
「オラわくわくすっぞ」
手を叩いて喜んでいる者もいる。
蒼林も隣で肩を震わせている。

「…あれ?もしもし?もしもし?」
蒼木部長が受話器の口もとを手でふさいで、
「向こうで、ゆにさんが必死に社長を止めている」
言いながら、ついに部長までも吹き出した。

コレには堪えきれず、僕も爆笑してしまった。
「こら!蒼森、笑いすぎだ!」
いやいや、お互い様ですって部長。

「止めてる姿が目に浮かぶよ」
蒼林さんは涙目になっている。

「…あ、もしもし?あぁ、ゆにさん…はい。…はい、分かりました。一旦、保留と言う事ですね?え?…保留じゃなくて中止?分かりました」
急いで通話を切ると、ヒーヒー言いながら笑いだした。

ワールドブルー株式会社は今日も平和です。



185話目。
どうも、あおです😄
ただ単に
『ゆにバーチャルスタジオジャパン』
を言ってみたかっただけです。

ゆにさん、ごめんなさい。
笑って流してください。

それぞれの思惑が交差して だんだん複雑になってきたワールドブルーですが、こんな日があってもいいじゃない。
そう。
平和に過ごしている奴だって居るんです(笑)

そんな感じで、無理に展開に付いて行かないで 自分の物語を紡ぐ参加も大歓迎です。

このお話は、「木と林と森と」「アパレル試作」に続く、新入社員 蒼森の物語です。

また次も蒼森目線で書こうかなと思ってます。


ところで、『ワールドブルー物語』って何って方は⬇️

同じ世界線で あなたが主役の物語を書きませんか?
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ゆにさんが、分かりやすいサイトマップを作ってくれています。
お気に入りの人物を追って行くのも楽しいと思いますよ⬇️


お話もだいぶ増えてきて、最初から全部追うのは大変!というあなたは、マイトンさんが発行している『ウィークリーレター』からだと入りやすいです。
でもね、結局全部読みたくなっちゃいますよ!⬇️

vol.3では、登場人物の年齢なども公表されました!

誰か、これを元にビジュアル描いてくれないかなぁ!

特に爽やか黒メガネの蒼林とか。
もし、描いてくれる方が居たら もっと細かく指示描写します。


という訳で今回は、

ゆにバーチャルスタジオジャパン
語呂がいいよね!

って、お話でした。


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊
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ではまた!
あおでした😄

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