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デーヴィッド・アイク/答え第3巻/第10章/あなたはニューウォーク?/米軍がAIによる言論統制システムを開発している?

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前回のお話

続きものなのでまとめて読むとより理解が深まりますよ(^。^)

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笑い事ではない


米軍がAIによる言論統制システムを開発している?

ただ笑い飛ばして、全てとてつもない狂気だと、お決まりの「ポリティカル・コレクトネスはどうかしている」の一言で片付けられれば問題はない。大きな計略と関連しているなどとは考えずに。しかし関連はあるのだ。狂気の潮流は人間社会と会話を一変させて、急速に言葉を書き換えている。オーウェルが『1984』で描いたように。

米軍がAIによる「マイクロアグレッション」識別装置の開発に150万ドル[約2億2千万円]の助成金を出したことから、その真の意図が伺える。

なぜ殺戮を目的とする軍が、マイクロアグレッションによって人々が心を乱されることをそんなに気にかけるのだろうか?

助成金は、クリストフ・リードルとブルック・フーコ・ウェルズという二人の准教授に支給された。3年がかりのマイクロアグレッションセンサー開発のためだ。

リードルはこう言っている。

私たちの頭にあるのは、アマゾンのアレクサのような装置です。机に置いておいて、問題解決にあたるチームメンバーを観察し、さまざまな方法でサポートします。その方法のひとつが、チームメンバー全員が参加できるようにすることだと考えています。

言い方を変えれば、AIが全ての決定を下すようになるまで、行動を修正し、意思決定における発言を高めていくということだ。このように軍(カルト)が関心をもつ理由がはっきりした。私たちは暗く危険な道を下っている。


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やってもいないことで罪に問われる時代がやってきた?


ニューウォークの英『インディペンデント』紙は、「誤った」ジョークを言うコメディアンにヘイト法を科すよう求める、といったパロディ記事を掲載した。この記事は本物だと思われていた。私たちの状況はそんなところまできている。

記事は偽名で投稿され、書いた本人であるコメディアンのアンドリュー・ドイルが「あきらかな悪ふざけ」と言っているにもかかわらずだ。内容の事実確認はされていなかった…。

ドイルはニューウォーカーのティターニア・マグラスという架空のキャラクターをつくりだしたことで知られている。このキャラクターを通じて、彼はニューウォークの極端さを暴いている。

コメディアンがヘイト法の対象となることを示唆する記事は掲載されたのは『インディペンデント』自身のスタンスをアピールするものだった。ニューウォークが横暴を極める現実おいては、もはやパロディは体をなさない。

(続く)


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