うずらのたまご

キャリアをあれこれ考えたりしているアラサーのOLです。

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最近の記事

仕事で折れない心のつくり方【読書記録#16】

一つ前に読んだ『メイドの手帖』が、物語系の読書が苦手な私にとっては結構難読で、読むのに1ヶ月くらいかかっちゃったので、サクッと読める本を探して出会った本。ちょうど最近、全然仕事に身が入らず、メンタルも落ち気味だったので、手に取った。30分くらいで斜め読みした感じなので、読書記録もサラリと。 「弱い自分」を受け入れることが、強くなる第一歩 うまくできない自分を"諦め"て、ありのままの自分を「それで良い」と受け入れることが本当の自己肯定感になる できない自分を認めることは、

    • メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語【読書記録#15】

      尊敬する友だちの勧めで読んだ本。記録していく。 今年の読書目標が、年間30冊なのでちょうど折り返し地点だ。 文章で自分を救うステファニーこの本は、これまで結構読んできた起業や事業開発とか、心理学とかとは全然系統が違う。実在するアメリカのシングルマザー、ステファニー・ランドの自叙伝だ。 シェルターに入居したこと、そこから引っ越したこと、その引っ越しを手伝ってくれた親(いわゆる毒親)に無理やり連れ出された外食費用が払えなかったこと、ステファニーの身に起きた日々の出来事が、淡々と

      • 「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#05】

        第3回の参加記録を1ヶ月塩漬けにした反省を活かして、今回は参加翌日に書く。 ▼こちらの本の、読書会第5回目に参加した記録です。 第5回の読書会は、いよいよ主人公がリーダーシップに出会う瞬間の章月に1~2回くらいのペースで参加している読書会も、いつも間にか第5回目。 物語も進み、これまで他人軸で八方美人的に生きてきた主人公の青木さん(成人発達理論でいう他者依存段階)が、自分なりのリーダーシップに出会い、自分の人生の手綱を握り始める転換の章だ。 他者を貶めるような振る舞いをす

        • 「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#03】

          順番が前後してしまったけど、第3回の読書会参加記録をつけていく。 ▼こちらの本の読書会です。 第3回の読書会は、「正しく」あろうとしすぎたリーダーの話今回の読書会の対象は、第3章の「八方美人の困惑 ー他者依存段階から自己主導段階への成長プロセスー」でした。 この章のキーワードはこんな言葉たち。 誰からも好かれたいとどうしても思いがちな青木さんが、そんな自分に嫌気が差すようなエピソードがいくつかある章です。青木さんみたいな人や考え方って誰もが少しは内面に携えてるんじゃな

        仕事で折れない心のつくり方【読書記録#16】

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#04】

          第3回の記録を書く前に、第4回が来てしまった!! とりあえず、記憶が薄れないうちに、第4回の記録を書いていきます。第3回もおいおい。 ▼こちらの本の読書会です。 第4回の読書会は、「正しく」あろうとしすぎたリーダーの話今回の読書会の対象は、第4章の「正しいリーダーになろうとしないーー発達プロセスの『譲れない理念』」。もともと同じ会社で管理職をしていた西園寺さんと、休日に立ち寄ったショッピングセンターの呉服屋さんでバッタリと再開するシーンだ。 「リーダーになるなら、正しい

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#04】

          マネジメント[エッセンシャル版] Part2【読書記録#10-2】

          ドラッカーの読書記録の続きを書いていく。 https://www.amazon.co.jp/マネジメント-エッセンシャル版-基本と原則-ピーター・F・ドラッカー/dp/4478410232 前回の読書記録はこちら。 Part1は「マネジメントとは」について書かれた章だったが、Part2は、マネジメントの具体的な方法論の話だ。 マネージャーは組織のアウトプットに責任を持つべき存在まず、マネージャーの仕事には、2つの役割があるという。 ただ、人員を「管理する」という存在

          マネジメント[エッセンシャル版] Part2【読書記録#10-2】

          渋谷ではたらく社長の告白【読書記録#14】

          最近、経営者の手記を読みまくっている。 今回は、サイバーエージェント社長の藤田さんの本。 創業時代の壮絶な経験が綴られている。 社長になる人は、スキルがあるとか、社長の器があるとかではなくて、とにかく幾度とない修羅場をくぐり抜け、どんな絶望の中でも希望を見出し続け、ずっと諦めずにやり続けた人がなるべくしてなるんだということがよくわかる本だった。 上場という出来事に対しても、同じだ。 これまでは、華々しく全てが上手くいっている企業が、上場するというイメージがあった。現実はそ

          渋谷ではたらく社長の告白【読書記録#14】

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#02】

          こちらの本の読書会、第2回に参加してきました。 一回目の参加記録はこちら▼ 今回もまた、気付きを記録していきます。 今回の読書会対象は、利己的段階のリーダーがいる第2章この日の読書会の対象は、第2章の「視野の狭いリーダー〜利己的段階のリーダーがいる組織」。 小林課長という、どうも周りを振り回しがちで、部下に「使えないやつ」と言ってしまうような人が登場。その小林課長に対して、主人公の青木さんの感情が揺れ動き、信頼しているメンター的存在の森尾課長に相談したりする様子が描かれ

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#02】

          ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか【読書記録#13】

          最近、6歳の子どもが「男の子っぽいこれが好き」「これは女の子っぽいからいやだ」なんて発言する。 いやいや、君の好みと性別は関係がないと思いながら、あまり上手く説明できずにいて、こういうジェンダー系の話が気になっていた時にSNSで見かけて手に取った本。 いつも以上に雑感になってしまいそうだが、記録していく。 「男性らしさ」が男性を生きにくくさせるこの本の問題意識はこうだ。男の子を育てるレズビアンの母親がこれらの質問の答えを出したいと思って、書いた本なのである。 タイトルに

          ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか【読書記録#13】

          社長失格【読書記録#12】

          DeNA 南場さんの著書「不格好経営」の中で、「この本を読んで、心が踊ったらDeNAに来い」とされていた本。どんな本なのか気になって読んだので記録していく。 よくあるベンチャーの成功記かと思えば、そうではない。この本はビルゲイツが会いたいというほど時代の風雲児的存在だったIT企業の社長が、会社を潰し、社長自身も自己破産するまでの物語である。 倒産時の負債総額は37億円。とんでもない額である。 そんなバッドエンドにも関わらず、一人のベンチャー社長が日々奮闘し、次々と起こる苦

          社長失格【読書記録#12】

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#01】

          ポジウィルのトレーニングの中でおすすめされた本。 もっと深めたいなと思っていたところ、著者の有冬さんご本人も参加される読書会が、あそとさん主催で開催されると見かけて参加してきました。 全7回のうちの、第一回目。気付きを記録していきます。 誰もが、自分の人生の"リーダー"であるこの日の読書会の対象は、第一章。 まずは、モデレーターの方から、第一章の概要を説明してもらいました。 「すべての人がリーダーである。リーダーシップはそこから始めたいと思っています。」と、有冬さん。

          「リーダーシップに出会う瞬間」【読書会参加記録#01】

          子どもの誇りに灯をともす――誰もが探究して学びあうクラフトマンシップの文化をつくる【読書記録#11】

          お手伝いしているNPOの仲間から紹介してもらった本。記録していく。 プロジェクト型学習(PBL)の創始者とも言える、ロン・バーガー氏の本。メインテーマは、教育だったり、学校現場、そこで働く教師だったりするけれど、この本の根底にある「クラフトマンシップ」という考え方は、仕事にも人生にも気付きを与えてくれるものだった。 美しい作品をつくり上げるための 「クラフトマンシップ」クラフトマンシップとは、という問いに対し、筆者はこう答えている。 教育の話なのに、美しい作品とは?アー

          子どもの誇りに灯をともす――誰もが探究して学びあうクラフトマンシップの文化をつくる【読書記録#11】

          マネジメント[エッセンシャル版] Part1【読書記録#10-1】

          記念すべき10冊目! おすすめしてもらって読んだ本。記録していきます。 https://www.amazon.co.jp/マネジメント-エッセンシャル版-基本と原則-ピーター・F・ドラッカー/dp/4478410232 図書館の貸し出し期間2週間の間に読みきれなかったので、まずはPart1だけ記録。もう一回借りれられたら続きを読もう。 マネージャーとは起業家であるまず、序章で、心が動いた文章。 最近、私の中でも仕事の定義が変わっている。与えられた業務を決められたルール

          マネジメント[エッセンシャル版] Part1【読書記録#10-1】

          チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ 【読書記録#09】

          2024年は30冊本を読みたいと目標を立てていて、3月末で9冊目。 結構いいペースなんじゃないだろうか。 今回手に取ったのは、コーチング文脈のリーダーシップの本。 仕事で私がリーダーシップを発揮するとしたら、カリスマ的な存在でグイグイチームを引っ張るのではなく、個々の能力を最大限に引き出して、チームメンバーにわいわいやってもらいたいと思っていて、そのヒントになればと手に取った本だ。 https://amzn.asia/d/1A68zym 人の心の中にある「認知」が人を動か

          チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ 【読書記録#09】

          サイクルベースあさひ【一橋MBA戦略ケースブックVol2・分冊版】―フラグメンティッド・インダストリー制圧から成長へ【読書記録#08】

          斜陽産業と言われている自転車業界でグングン業績を上げている株式会社あさひ(全国自転車チェーンのサイクルベースあさひを運営しているところ)が、なぜそんなに業績を伸ばしているのかが気になって手に取った本。 1時間くらいで読めたので、結論だけサクッと記録していく。 本書は、一橋のMBAのケースブックから分冊されたもの。本のスタイルも、あさひの快進撃の要因を淡々と分析していくようなスタイルで進んでいく。 MBAのケーススタディであさひが取り上げられている理由は、以下のような状況下

          サイクルベースあさひ【一橋MBA戦略ケースブックVol2・分冊版】―フラグメンティッド・インダストリー制圧から成長へ【読書記録#08】

          不格好経営 チームDeNAの挑戦【読書記録#07】

          何がきっかけだったかな?南場智子さんが経営について書いた本があると知り、「読みたい!」とすぐ手に取ったもの。印象に残ったことを記録していく。 https://www.amazon.co.jp/不格好経営-チ-ムDeNAの挑戦-南場智子/dp/4532318955 ※いつもみたいにサムネが出ないのはなぜ? 心打たれるエピソードが多く、全体的な感想をここに記すよりも、大切にしたい言葉をここに記録していきたいので、今回の読書記録は、南場さん語録になってしまうかも。 ●まえが

          不格好経営 チームDeNAの挑戦【読書記録#07】