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小説、SSなど

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思いつきで書いたSS置き場です。
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#連載小説

ルースター・マン 3

ルースター・マン 3

俺たちは現ナマツリーの種を持ってアジトに来た。

アジトの場所は言えねぇ。人間は信用できねぇ。
種を螺旋状に巻いたつるに括り付けると電源を入れた。
すると見事に現ナマツリーに札束がいくつも実った。
「やったな、ケリー。種子が古くてちと不安だったが」
「ああ、まずは成功だ。このカネでどうする?」

ミジタには命にも変えていい宝物がある。
世界最高の長尾鶏の卵だ。腐りもせず割れもせず、そいつはミジタの

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ルースター・マン ミノとケリー

ルースター・マン ミノとケリー

ルースター・マン番外編
ミノとケリー

俺、つまりブラックミノルカはまだ軍鶏の頃にケリー・コッカレルと出会った。
たまたま鶏舎が同じだっただけだ。

人間どもが蹴爪に剃刀を括り付けて闘鶏を楽しんでたんだ。
俺とケリーも闘わされた。
だが、なんでこんな人間どもを楽しませる必要がある?ケリーと目くばせして適当に軽い出血がある程度にやりあって逃げ出したんだ。

俺とケリーはジープに乗って追いかけてきた人

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小説を書く

まず小説に手をつけて続きを書いたことなんかないのだ。これからどんなことが待ち受けてるのかわずかながら不安がある。
思い付きでしか書けないのでごく短い更新となる。
北杜夫が長編小説を書くにあたって三島由紀夫にコツを聞いたというが誰か教えてほしい。

あ、逆噴射先生の記事を読めばいいのか…。

小説の決まりなんかまったくわからない。
とんでもないことになったらどうしよう。

ルースター・マン

ルースター・マン

俺はルースターマンだ。
ルース・ターマンではない。ルースター・マンだ。
人間の身体に軍鶏の脳を移植。
闘争本能と身体能力を強化した、それがルースター・マン。
俺は軍鶏に酷いことをしやがる人間を取り締まっている。早速困ってる軍鶏からヘルプが来たようだ。
もうフラフラなのにまだ闘わせようとしてるようだな。
高く高く飛び上がるとシャモ・アイで現場を発見した。一直線に降下、軍鶏をけしかけてる人間の脳天に蹴

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