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🎬マリッジ・ストーリー 52本目 22.10.18【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#マリッジ・ストーリー】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/jp/

2019.12.06 配信
第92回 アカデミー賞 助演女優賞 他5部門ノミネート

出演 #スカーレット・ヨハンソン さん、
#アダム・ドライバー さん、#ローラ・ダーン さん 他
監督 #ノア・バームバック さん
脚本 #ノア・バームバック さん


#Filmarks では 、22.10.18時点では 3.9
私的にも、3.9 …付けたいです。良かったです☆
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


マリッジ・ストーリー…結婚物語……と言うか、
ディボース・ストーリー…離婚物語、でした 笑


スカーレット・ヨハンソンさんの
長尺のひとり語りのシーン…と、

主人公夫婦の
長尺の口論のシーンが
ものすごいです☆

特に口論のシーンは、、、

映画史に残る夫婦の口論シーン…と言っても
過言ではないのでは??…って思うほどに、
すごかった、と思いました。

離婚の難しさ…
特に子どもが居る場合の
親権問題が絡む離婚の難しさ……を

夫婦の心模様の絶妙な距離感を
描きながら作られています。


日本だろうがアメリカだろうが、
男と女は同じように揉めるし、

同じように裁判は行われて、
同じように貶めあって、、、

結婚、離婚、共に
同じように問題を抱える…のだな~って

改めて思う作品、でした☆
良かったです!


では、
ネタバレ含み、、、で。







前半のシーン、
ちょっとわかりづらかった
…ですね、
私…だけかしら??
そこがちょっと減点ポイント。

スカーレット・ヨハンソンさんの髪が
LAに来た時の撮影所での
ロングヘアシーンがあるから、
時間軸が分からなくなりましたね。。。

あれは一体……
どこでいつ切った設定なんだろうか、、、??
その辺、描かれてないから
ちょっと戸惑い…ませんでした??


ノラに今までの流れを説明した時の…

「子どもは誰かの所有物じゃない」
「でも私は誰かの所有物」
「夫は私を見ていない。
独立した人間として見てなかった」


響く言葉…でしたね。
結婚して、奥さんになると……

まるで、
夫の飾り物…のような立ち位置に
なってしまう。。。

共働き、共に収入があっても
それでも女性の立場が弱くなる、
弱い扱い……いち個人としての扱いが消える。。。


後半の弁護士ノラ、ローラ・ダーンさんの…
「女は常に高いレベルを求められる。
最悪だけどそういうものなのよ。」


このセリフ辺りも響いたなぁ、、、
裁判という状況下においては、
裁判官からどういう印象を持たれるか…が全て。

その中で、
女性である…だけで不利、完璧を
求められて
しまう。。。
男はだらしないもの…として、
なぜか寛容される面
がある。。。

これは…日本の裁判でもそうなのかしら?
男女平等の判断をされているかしら??


前半の
何気ないシーンの中から…

相手を貶めるシーン、セリフを拾う。。。

伏線回収…とまではいかないけれど、

何気ない普通の生活の中の
何気ない会話や行動…すらも、

拾いあって、相手を貶めなければいけない、
嘘も並べて……そんな離婚裁判は、、、

悲しいですよね。。。


特に
この2人はすごく愛し合っていた……というのを
冒頭の、良いとこリスト?
たくさん上げあってた分だけ、、、

そして、
二人共「争いたくない」と言ってた分だけ、、、


話戻りますけど、
スカーレット・ヨハンソンさんの…
ノラと、はじめまして…のシーンの
あの、ひとり語り

なかなかの長尺、長回しで…
ひとり過去を喋り続けて、

そして……
喋っている中で
感情が揺れ動いていく様子を
みごとに演じている。。。


そして、
あの2人の口論のシーン。。。

あれは、、、、、、
相当リハーサルを重ねていないと
絶対に出来ないぞ!?!?!?
あれ、
もう舞台の演技じゃん。
何回も何回も、
繰り返しセリフ合わせと立ち回り

練習した上で…じゃないと
絶対に出来ないお芝居だと思う。。。


あれだけの時間を
一発撮りで……
あれだけ感情乗っかっていく芝居なら、
途中で止めて繋いで…とか無理ですもんね、

で、
動き回りもありながら、
徐々にすごく感情的になって
最後は怒鳴り合って、、、

アダム・ドライバーさんの
「なんてことだ…」まで。。。

あそこまで2人、
口論のお芝居の中でエキサイトして
最高潮に達するほどの怒鳴り合い、、、
すごい、、、

この、「なんてことだ…」
思い出しても泣きそう
や、、、、笑


弁護士入れないで…
話し合えるよ、私達、、、と始まって、

結局ダメなんだ…までを
口論で描く。。。

いやぁ、
すごいシーンだったなぁ…

あそこだけ、
もう一回観よう☆笑


はい、
そんな映画でしたね☆

これ、、、
既婚者の方は
要注意で視聴
しないといけませんね。

特に、、、
ちょっと結婚生活が長い人……とか、
離婚を考えてる人……なんかは、

すごく響いてしまう作品、
だと思いますね。


結論、「LAは広い」 笑

あ、そうだ。
レイ・リオッタさん、出てましたね。
相手の弁護士役。

これが遺作……では無いのか。
今年……というか、先日…5月か、
亡くなっちゃったんですよねぇ、、、泣

あの人が座って説明してるシーンとか、、、
「ハンニバル」のあのシーン
どうしても思い出してしまったw、、、

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