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若さ特有の焦り

20代は社会から見たら赤ちゃんの一方で、子どもではないすんごいあいまいな時期。
早く大人になりたいなぁの裏には、大人になれば別の存在になれるという思いがあります。

実際は、社会の理不尽さとか上司とのコミュニケーション、周りとの比較などでてんてこ舞いの状況です。あのとき思い抱いていた大人とは遠い存在。

20代をぶった切って言えば、THE・半人前。

そんな半人前の20代は、やりたいことができないムズ痒しさ、やりたいことが見つからない焦り、30代を強く意識してしまうこと、そして周りと比較してしまいます。
これらは20代特有の焦りだそうです(『20代を無難に生きるな』永松茂久著、きずな出版より)。

ぼくがとくに共感した「やりたいことが見つからない焦り」について、ここでは書こうと思います。

はじめに、自分はやりたいことはあります。だっていま、こうやって書いてるnoteは、ぼくがやりたいからやってます。
やりたいことは結構あります。仕事でも、英語を使った業務をしてみたいと考えています。

じゃあなんでこの部分が印象に残ったのか。
それは、著者が「やりたいことが見つからなくて焦っている」方に向けた「焦らずに、いまだけを見よう」とアドバイスに、感じたことがあるからです。

いまだけを見つめるって、簡単そうですが案外難しいものです。

仕事中に「今日の晩ごはんどーしよっかなぁ」と考えるのは、仕事に集中できていない証拠です。
カッコよく言えば、マインドワンダリングってやつです。心、ここにあらず状態のこと。

大人たちは言う訳ですよ。先のことなんか誰にも分かんないから、いま、このときに注力しようって。

こんな先行きが不透明な時代の中、先のことを一旦気にせず生きようと言われても、ちょっとまったと否定したくなる気持ちも分かります。
いまやりたいことがない方にとって、SNS上の成功者は、とくに眩しく見えると思います(成功者が羨ましく思えるのは皆同じです)。

自分もなにかやりたいな、とか、なにかやろうかなといった漠然とした不安みたいなものを感じやすくなっている世の中です。
だしだし、好きなことで生きていく、という標語がひとり歩きしてますし、よりなにかやらねばと迫られる時代だと思います。

こんな大人ぶった意見を言ってる自分だって、青鼻の社会人です。稚拙で幼稚な意見かもしれません。

けど、先の著者のアドバイスを読んで、より一層いまを大事にしたいと思いました。

だって、過去を変えられるのも今日、今日を変えられるのも今日、明日を変えられるのも今日です。

恥ずかしい過去でも、捉えようによっては話のネタになるので、今日(いま)からでも過去改変は可能です。

すべての時間軸で影響を及ぼせるのは、今日です。
だから、いまから必要以上に焦るよりかは、いまに集中して生きようと思います。

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