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この日記を読み返したとき、書き手が自分だと思わない

昔というかちょっと前の一時期、日記を書いていたことがあります。なんで書こうと思ったかは覚えてませんが、書かなくなった理由は覚えています。就活のさなかでイヤ気がさしたから……。

いまでもそのときに書いた日記を捨てずに持っているんですが、ふとしたとき、片付けの最中についつい読んでしまいます。書いてあることは、すんっごい無益でデタラメなことのみ。日記なんて誰に見せる訳ではないので、別に何をどう書いてもいいんです。

いまふと思い出した!たしか、そのとき観たアニメとか読んだマンガとかの感想を残そうと思ったからでした。

とまぁ、備忘録として日記を書いていました。そのとき思ったり感じたりしたことをただ書いていました。

それがちょっと前のことなのに、いま読み返しても「あれ?こんなことあったっけ?」と疑問を抱いたり、「あぁ〜、あったあったこんなこと!」と記憶が蘇ったり。たまに自分が本当にこの文章を書いたのか?実は別人が書いたのでは?という文章もあります。

日記を書く目的は、人それぞれです。あのときのぼくのように、備忘録として残す人。ただなんとなく書いてる人。羨ましい場合だと、意中の人との交換日記をしている人。正直、ガチで、本気で羨ましいんですが、その恋が成就するようお願っております。ぼくは2次元の推しに夢中です(リアルでの恋愛も諦めてはない!)。

仕事術として、文章を一度寝かせるというのがあります。一気にダーッと書いて、「コレだぁ!!」と完璧な文章だと思っていても、後々読み返すと「ナニコレぇ」な文章だったと感じた経験があるはず……。冷静になってから気付くことってありますよね。「あのときなんでコレ買った?」と買ってからしばらくして後悔するあの気持ちです。

この日記も、後から読み返したら「ナニコレぇ」な文章になっているはずです。だって、帰宅中に書いてる一発書きなんですもん。書き上げた後も推敲を一切してません。書いたら即公開。鮮度がピカイチで出荷してます。

ほんと不思議なもんで、時間が経っただけで書き手が誰だか分かんなくんですよね。こんな文章を昔は書いてたの?!と思わず顔を隠したくなることも……。あと、これは個人的な感覚ですが、若いときに書いた文章ほど、後から読み返すと恥ずかしいものはないと思ってます。恥ずかしく感じる境目は、中学2年生以降、かの有名な厨二病の時期からだと思います。

いつかこの日記を読み返す機会に恵まれたとき、その時の自分は何を感じるんでしょうか?


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