見出し画像

あなたの観光は「旅」か「消費行動」か?

中国で、新型コロナウイルスが蔓延し

日本への訪日者数の減少につながるとして、打撃を受けている観光産業。

そんな「観光」だけど

それって「旅」なの?

それとも「消費行動」なの?

いろんな定義

では代表的な定義をいくつか挙げてみよう。

オギルヴィエによると「一時的滞在地において他所で取得した収入を消費すること」

グリュックスマンによると「ある土地における一時的滞在者とその土地の住民との間の諸般の関係」

井上万寿蔵によれば「人が日常生活圏を離れ、再び戻る予定で、レクリエーションを求めて移動すること」

などがあります。

参考文献:岡本信之,安村克己,橋本俊哉,佐藤喜子光、2001、「観光とは」、『観光学入門』、岡本信之、有斐閣、3-4

旅ではない?

オギルヴィエやグリュックスマンの定義に焦点を当ててみると、観光は目的地での行動に注目されていますね。

私が思う旅は、道中とか過程とか、あてもなくたださまようような事に近いので「旅」とは違うかもしれません。

井上万寿蔵の定義も、再帰性(戻ってくること)が要素として見受けられるけど、

レクリエーションを「求めて」とあるから、やはり「旅」ではないかも・・・。

もともとは

旅行の起源を、見てみると

クックが行った団体割引旅行だと言われているよ。

人々は農村から都市まで流入し、工場での働き手となった彼らは

その後の工場法制定で、余暇が出来たり、可処分所得(要は金)が増えたりして

ようは「暇」になったことだね。

そこで酒ばっかり飲んでいたものだから、異なる余暇の過ごし方として「旅行」をクックは提供しようとした。

この点から見ても、観光は「消費行動」としての側面が強いのかもしれない!

今日も大学生が授業の復習をしている。

🔵メインブログ🔵









サポートするお金があるのなら、本当に必要としている人に贈ってくだせぇ。