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頑張る親を責めないで!社会の寛容さが子どもを救います。

今日は、

子どもってめちゃくちゃ不可解なこと沢山しますし、それを見ていると「何この親」って思うかも知れないけれど、責めないであげて~!

っていう話です。

☆☆☆

街を歩いていて、だいぶ困ったちゃんな子どもに遭遇することってありますよね。

子連れの親を見かけた時、その対応に「え?」って思うこともあるかも。

でも、ほとんどの場合、その親も100%、いや1000%頑張った末のことが多いと思うんです。

たしかに、親の自覚がなくて放置してて、、って話もニュースなどでは聞くかも知れませんし、もっと上の世代からみて「今どきの若い親は、、、」って言いたくなることがあるのかも知れません。

でも、これは私の意見ですが、頑張り過ぎるくらい頑張って自分を追いつめている親のほうがずっと多いと思うんです。

そして、「こうあるべき」という世間の意見に従って親を責めると、実害はどうしても子どもに向かうのです。子どもを守るためには、まず親を守るのが大事だと思った実例を紹介します。

1.うちの思い出 裸で保育園に通った2歳児の話

うちの子が2歳になったばかりの頃の話です。

2歳児は世に言う「いやいや期」で、英語でもterrible twoなんて言われるくらい万国共通でめんどくさい時期ですが、うちの子は徹底的に服を着るのを嫌がりました。

ある日、パパが朝怒って無理やり着せましたが、一瞬にしてそれを脱ぎ捨てて全裸で玄関にひっくり返っていました。この時、朝出発時間の1分前です。さあ、どうしましょう?

①もっと怒って無理やり着せる

②ちょっとでも服に手を通せたら、その都度褒める

③裸のまま出発する

1分でできることなど、③しかありません。抱っこ紐に入れて上から毛布かけて、オムツもついていないので防水シートも挟んでいざ保育園に出発!

その後、来る日も来る日も服を着ない日が続きました。

この時、本当に幸いしたのは、園長先生が大変理解のある方でして、そんなうちの子をみて「あらあら、そういう子、年に一人くらいはいるのよ。保育園につけば服を着られるでしょう?開園は7時30分だけど、10分前に入っていいから、そこでお着換えしたら?」と言ってくれたのです。

もう、最高に園長先生が神様に見えました。

いや、神様だったと思います。

もしここで、「規則ですから、7時30分に来てください。そこから着替えをしてください」と言われたら、7時34分の電車に乗らないと遅刻の私は毎日仕事に遅刻したことでしょう。

もし、「裸のままつれていくなんて、なんて非常識な親なの」と批判したら、無理やり着せたあとに脱がないようにどうしたでしょう。怒鳴ったり、場合によっては手を縛るなんて親もいるかも知れません。(そうすれば、たしかに脱がないという目的は達成します)

犬のしつけかのように、ちょっとでも出来たらおやつあげて、、、なんてして服を着られるようにしたら、犬ならいいけど人間なら虫歯になってるでしょう。。。

理想は、服を着ることを時間かけて説得することでしょうが、翌日から成功するほど甘くないでしょう。

毎朝服を着る気になるまでゆっくり待てれば良いですが、親も毎日遅刻するわけにもいきません。

親が遅刻できないなら、シッターさんをやとって送ってもらえばよいかも知れませんが、そのお金はどこから出るのでしょう?

うちの場合は、こうして園長先生に許していただいて見守ってもらっているうちに、2か月ほどして自分から服を着るという選択ができるようになりました。

その2か月の間に、うちの抱っこ紐の内側には防水シートを装着できるように手が加えられ、オリジナル抱っこ紐が出来上がっていましたが、、、笑

でも、自分から服を着るという選択ができた子は、強いです。

その後卒園まで、「裸だった○○ちゃん」と言われ続けることになり、また裸で通園する子など年に一人もいなくて、レジェンドになってしまったのですが、、、苦笑

でも本人も嫌ではない様子でした。


2.伝えたいのは、親を批判しないであげてということ

上述のように、親を責めても仕方ないことって子育ての場面では随分あるのだと思わされます。仕方ないどころか、責めると子どもにとってよろしくない選択肢になりかねません。

当時の園長先生のように、ちょっと寛容になれば物事がうまく廻りだす、ということはよくあるように思います。

この社会が、もっと親たちに寛容になったら最高だなって思って今日の記事をしめます。

お読みいただいて有難うございました💛

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