編集後記 (nodes vol.1)
新型コロナウイルスが猛威を振るう 2021年、nodesは産声を上げました。この「コロナ禍」の中、メディアや SNSからこれまでになく感じたのは、あまりに巨大な科学技術への不信、科学技術の軽視でした。しかし、ワクチンや治療薬の開発、聞いたこともないような分野の専門家の専門知が、人々に希望を与え、社会に光明をもたらしています。 21世紀も半ばを迎えるような時代にあって、私たちは再び科学技術との向き合い方を模索しています。
センターのプレゼンスを社会にアピールするという広報誌ではなく、私たちのかかわる幅広い研究、サービス、ビジョン、そして人々を生きたコンテンツとして取り上げ、科学・技術に感度の高い人々に楽しんでもらおうという理想をかかげて、 nodesは動き出しました。社会と科学技術をつなぎ、紡ぐ媒体として、その役割を果たしていきたいと考えています。(飯野孝浩)
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