七夕
七夕は五節句の内の一つ「七夕の節句」です。中国から伝わった「星伝説」と宮中行事の「乞功奠」が結びつき、日本特有の行事となりました。
今日は七夕ですが、朝から雨ふり傘が手放せないお天気です。
去年は梅雨明けが早く雨の降る期間が短かったせいもありますが、今年は梅雨の雨降り期間が長く感じます。新聞やネットの週間天気予報を見ても、一週間以上続く雨マーク。太陽のマークがひとつもないことに驚いています。
雨が降るなら、織姫と彦星が出会うのにカササギたちの働きが必要ですね。一年に出会えないカップルが、雨のせいで天の川を渡れないなんて、カササギの話を知る前までは悲しくてちょっと落ち込んでいました。
分厚い雲が広がる空に、星の輝きがほんの少しでも見えないかと、窓から何度ものぞいたことがあります。
一年に一度しか会えない恋人。ロマンチックかもしれないけれど、やっぱりそばにいる方が良いかな。それとも一年なんてあっという間に過ぎてしまうでしょうか。
短冊は吊るさないけれど、心の中で年に一度のお願いを空の星にかけることにします。
願いが本物であるのなら、きっと雨雲も道を譲ってくれるでしょう。
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