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趣味が多いと休日が短すぎる

学生時代、ゼミやグループワークの初対面で「趣味は何ですか」と聞かれると辛い、というような会話があるあるとしてなされていたのを鮮明に覚えていて、なぜ覚えているのかといえば私が話を合わせるために「趣味らしい趣味って無いしね~わかるわ~」といった思っていない言葉で同調をしていたことがなんともどうでもいい心残りとして引っかかっているからなのですが、しかし実際に「趣味は?」と聞かれた際、どれを答えるのが良いのか、当たり障りのないものを答えるべきなのか、かなり細かい話になりかねないような本気っぽい趣味を答えるべきなのか、そもそも気持ち悪がられたりしないだろうか、といったことに思慮が巡り始めるという意味においては、たしかに回答し辛い部分があるような気持ちもあります。

大学生時代は言語化がそこまで上手くなかったこともあって、適当に読書と睡眠とか言ってましたが、社会人になってしばらく経過した今はもう少し具体的かつ明確に休日に行動したい趣味が増えてきて、「答えられるほどの内容が無い」という悩みから「どれを答えるべきかが分からない」といった状況に変遷してきました。

加えて私は怠惰な人間なので、休日明確に早起きしたいという気持ちがどうしても湧かない。平日より遅めに起床して、昨日の夜にセットしておいた炊き込みご飯を食べ、コーヒーを淹れて、ベランダの植物たちの世話をして、晩御飯と今週の献立を検討して、ルンバを動かし、買い物に行き、帰宅して料理をして、ごみを捨てて、noteを書き始めたらもう16時である。絶望する。まだゲームと読書とラジオ聴取と勉強が何一つ手についていないのにこれである。夜になったら自動的にお酒を飲んでしまうので、私は怠惰な人間なので、もうゲームをして寝るだけになってしまう。


どこからが趣味でどこからが家事なのかはよく分かりませんが、仕事と趣味の境目がときに曖昧だったりする(人もいる)ように、このあたりの境界線を無くしていくと、趣味を聞かれても困ることも無いし、そもそも仕事が趣味的であると認識することができるようになると、人生が楽しくなるのかもしれません。

私は仕事を楽しいと思ったことが無いと豪語してきましたが、もしかすると、このあたりのマインド形成に突破口があるのかもしれない。書きながら逸れましたが、趣味のスコープを広げられるように試みてみたいと思います。

皆さんの趣味は何ですか?

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