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うたふ兎🐇宇治 君秋
2024年9月5日 06:49
他力の救いを求めるということ。あの世のことは向こうさまにお任せしきって、この世で一生懸命生きることに専念するわけです。任せきるのですから得点を稼いであの世に優等生で迎えてもらうのではありません。人間は超人にはなれないしなるべきでもないという考えでしょう。
2024年8月3日 07:11
たぶんかみさまは人間に都合のよいだけのおかたではないのです。かみさまにも都合があり好き嫌いがあり気まぐれがあるのです。人間は求めるばかりなこともおわかりです。勝手につくられたご自分の姿に苦笑されつつ。おおらかに信じればおおらかに応えられるのでしょう。
2024年7月7日 05:58
すぐれた偶像は美しい世界を想像する助けになります。偶像のようになりたいとさえ思うかもしれません。でも生身の人間は偶像になれないのです。むしろなれなくていいのです。なれたならば自分はそこにはもういないのです。人間でなくなるような芸術はぼくはこわいです。
2024年4月12日 06:51
誰の言葉でしたか、人間が最も見たいものは人間だ、といいます。How do you do?あなたはどう振る舞うのでしょう?教訓を得ようとか、共感しようとか、そういう目的なしに。フィクションの人間だっていい。人間を見せるとは作者の素顔を見せる見せないの話とは別です。
2024年2月5日 06:30
一人の人間には何十もの人格が共存しています。その場その場でどの人格が表に出るかが変わります。仮にその中の理想的なただ一つに固定されることが人格の完成だというならば、きっとそんな完成などないのです。ふさわしい場にふさわしい人格を表すのが人間の成熟と思います。
2022年6月9日 06:51
人間は限界の突破に邁進してきました。でも限界があるからこそ価値があるのです。価値のあるものは限られているのです。無限にありふれるものはさほど欲しくないのです。限界を超えてもっともっと求めるということの矛盾。限界が突破できないものに寿命があります。有限だから大事なのです。