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”うつ”が伝わらないことを知ろう

おつかれさまです。「つたえるくん」です。
元広告プランナー→精神疾患を発病。 悩んだから、辛かったから分かる情報を発信しています。 主に図やイラストを用いて、「辛いを知る・伝える」内容になっております。 「精神疾患を抱える方」や「その周りの方」に特に読んでいただきたいです!

・”りんご”と”うつ”をイメージしてみる


 ”りんごをイメージしてください”
と言われると、誰もが同じような赤くて丸いりんごをイメージできますよね。
しかし、”うつをイメージしてください”と言われると、とても難しいと思います。

・”伝わらない”は、何が原因?


うつの状態として、一つの悩みをずっと考えてしまう、何もやる気が起きない、他人のアドバイスも受け入れられない、自分から助けてが言えない、絶望感にとらわれる、、、などなど人や状況によって様々ですが、こういったことが”うつ”を言葉にした時の症状です。

私自身、周りにどんなに話しても伝わっていないなと感じることが何度もありました。
”伝わらない”は、何が原因なのか?

それは、同じイメージを持てていないからだと考えました。

”りんご”と”うつ”の違い

最初に挙げた”りんご””うつ”を例にお話します。
”りんご”は、精神的な疾患を抱える人もそうでない人も同じイメージを持てます。見たこともあれば、食べたこともある、写真に撮ったこと、絵に描いたことだってあるかもしれない。そうした双方の知識や経験から同じイメージが成り立っています。

しかし、”うつ”はどうでしょう。
精神的な疾患を抱えた人にとっても初めての経験かもしれません。
なんでこんなに辛いんだろう、どうしたらいいんだろう、
と本人も分からない状態です。
また、周りの人がそれを聞いても、そんなこと経験したことが無い分からない、と感じてしまいます。
お互いが”知らない、分からないこと”を話そうとしているのです。

これが”りんご””うつ”の違いであり、
”伝わらない”の原因ではないでしょうか。

・どうしたら伝わるのか?


絵で共通認識を持つ

”うつ”に同じ絵をイメージできるようにすること
だと考えました。

これを
うつの翻訳
と呼んで本アカウントのテーマにしています。

次の記事は、どんな状態なのか?を絵で紹介する第一弾です。

今後も”うつ”の状態をイメージ化、比喩を用いて伝える例として紹介していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


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