もりそば

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最近の記事

オーディオブックと読書の違い

Xのお知り合いでがじゅまるパパ(@gajumarupapa)さんが、 今年の目標の一つとして、 「耳読書で深読みする方法を研究する」 との表記があり、聴書家としては見えていなかったものだったので、 考えてみた。 ① オーディオブックで「精読」する方法 ② オーディオブックでの学び ③ 身体感覚を伴う学習方法 ① オーディオブックで「精読」する方法 私の結論 オーディオブックから、精読を求めてはいけない。 あくまで、個人的意見なので、

    • 今年最大の学び(13年越しの問題の答えと観念の変化)

      今年一年、色々できて楽しかった。 今年の最大の学び事を残して置きます。 自分の観念は、「笑うこと」でありました。 観念 読み方:かんねん 観念とは、人間が物事を理解し、認識するための精神的・主観的な考えのことである。観念は、個々の経験や知識、感情に基づいて形成され、物事を把握するための基盤となる。観念は、具体的な物体や現象だけでなく、抽象的な概念や価値観を理解するためにも用いられる。 観念は、哲学や心理学などの学問領域で頻繁に用いられる用語である。例えば、哲学では、観

      • オーディオブックを通じての思考の向上

        オーディオブックの思ひ出(2023年) Advent Calendar 2023 に参加させてもらってます。 はじめまして、「もりそば」と申します。 宮崎県で、牛の繁殖農家をしております。 よく聞く本は、児童小説から、ライトノベル、 小説、ビジネス書、教養や世界情勢、宗教やエッセイ、哲学書、歴史書、 とか、いろいろと聴いています。 仕事中にオーディオブックを聴きながら仕事していて、 仕事をしていないときは、ほどんど聴いていない、そんな環境で本を聴いています。 聴いた本の

        • 伊勢参りの感想

          行くきっかけ 日本人なら人生で一度は行く、伊勢参り 行ってみたかったので、行ってみた。 感想 伊勢参りは、より深く「感謝」を体感できる。 行くに当たり、本を一冊読んで向かった。 本の内容で印象に残ったのは ① 神宮での儀式は年間1000回以上ある。 ② 2000年変わらない風景を保っている。 ③ 拝む行為は感謝だけではなく、お願いもしてもよい。 であった。 ①神宮での儀式は年間1000回以上ある。  なぜ、1000回以上あるのかは、まだま

        オーディオブックと読書の違い

          検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? を読んで

          読むきっかけ タイトルにそそられて あらすじ解説(アマゾンより) 「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている、アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行った―― 功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証、歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。 感想 ① 都合のいい正義 ② 本当の功績 ③ 陰謀論思考 ① 都合のいい正義 歴史的観点からしても

          検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? を読んで

          新書 「買い負ける日本」を読んで思うこと

          読むきっかけ 日頃、Audibleで本を検索中、新刊案内であった本 タイトルが気になったので聴いた。 内容(アマゾンより) かつては水産物の争奪戦で中国に敗れ問題になった「買い負け」。しかしいまや、半導体、LNG(液化天然ガス)、牛肉、人材といったあらゆる分野で日本の買い負けが顕著になっている。日本企業は、買価が安く、購買量が少なく、スピードも遅いのに、過剰に高品質を要求するのが原因。過去の成功体験を引きずるうちに、日本企業は客にするメリットのない存在になったのだ。調達

          新書 「買い負ける日本」を読んで思うこと

          3人の若者の青春の意味 小説「ピアノマン『BLUE GIANT』雪祈の物語」感想 

          読むきっかけ 日頃、Audibleで本を検索中、見落としていた。 大好きな漫画のスピンオフ?作品なので、聴きました。 内容(アマゾンより) 『BLUE GIANT』もうひとつの物語。 沢辺雪祈は、言葉を覚えるより先に音を覚えた――。 幼い頃、音が「色」に見えた少年は、やがてジャズの魅力に取り憑かれ、運命の仲間たちと出逢う。目指すは日本一のジャズクラブ「ソーブルー」での10代トリオ単独公演! ただ真っ直ぐに、ただただ真摯にピアノと向き合い続ける青年は、夢の舞台で磨き上げ

          3人の若者の青春の意味 小説「ピアノマン『BLUE GIANT』雪祈の物語」感想 

          小説 「アナログ」感想(ネタバレあり)

          小説 「アナログ」感想 読むきっかけ 日頃、Audibleで本を聴いているのですが、ふと、 ビートたけしが書いた小説ってことで何気なく聴いてみました。 内容(アマゾンより) たけしがたどりついた“究極の愛”。 狂暴なまでに純粋な、書下ろし恋愛小説。 「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、たったひとつの不器用な約束。 素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう二人の、「アナログ」な関係が始まっ

          小説 「アナログ」感想(ネタバレあり)

          映画「君たちはどう生きるか」感想(ネタバレ有り)

          この映画に、自分がどこに感動したのかを感想を書いて行こうと思います。 ネタバレ書いていくのであしからず。 この映画で一番、心打たれたシーンは 母からの贈り物である「キミタチハ ドウ生キルカ」の本を 読み、眞人が泣きながら本を読んでいるシーンです。 一見、何もない数コマのシーンですが、宮崎駿監督が感銘を受けたを具体化 させたシーンだと感じました。  物語冒頭からの母を火事で亡くす不幸から、戦争の加熱化、 田舎への疎開、父が亡き母の妹と再婚、妊娠、不幸というか、

          映画「君たちはどう生きるか」感想(ネタバレ有り)