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オーディオブックと読書の違い


Xのお知り合いでがじゅまるパパ(@gajumarupapa)さんが、
今年の目標の一つとして、

「耳読書で深読みする方法を研究する」

との表記があり、聴書家としては見えていなかったものだったので、
考えてみた。

①     オーディオブックで「精読」する方法
②     オーディオブックでの学び
③     身体感覚を伴う学習方法

①     オーディオブックで「精読」する方法

耳読書で深読みする方法を研究する
 
耳読書を続けてきましたが、やはり紙の本で読むよりは"精読"できていないと感じます。
 
様々な読み方が紹介されていますが、多くの方法を試して自分にあった方法を探し、効率的な耳読書をしていきます。(パパさんのポストから引用)

私の結論
オーディオブックから、精読を求めてはいけない。

あくまで、個人的意見なので、よろしくお願いします。

本を読むとき、目はどこを見ているか、それは、文字である。
それはすぐに視覚で確認できる。
その際は、本を読むという行為を常に行っていなければならない。

では、本を聴くとき、目はどこを向いているか、それは、全く決まっていない。
文字という表現は無く、ただ音として聴いているため、視覚は必要なく、
聴くという意識は、文字を形として頭の中で形成し読むものではない。

しかも、本を聴く際には、読むという行為を常に行っていなければならないわけでもない。

本は「静」の行為であり、オーディオブックは「動」の行為である。

「静」が難しい分、オーディオブックは「精読」には向かない、いわゆる勉強する形での学習には向かない行為だと感じます。

②     オーディオブックでの学び

じゃあ、オーディオブックは学びと繋がらないのかというと、それは無いです。
体感ですが、かなり、合理的、多様的な思考ができたのは、間違いなく
オーディオブックのおかげだと思います。

本にもよりますが、本は大事な箇所に付箋やマーカーをつけたり、書き出す行為は容易であるのに対して、本は、栞を挟む機能など、あるにはあるのですが、実に使いにくい、しかし、それが大事かと思います。
なにが伝えたいことなのか、何が大事なのかを、自分で判断しないといけない行為は、自分で思考を選択する練習に良いのかなと感じます。

本の内容の事実を詳しく正確に覚えることはできませんが、内容をイメージし、それを解釈する。自分の考えに持っていきやすい媒体なのかなと感じています。

パソコンを頭と置き換えると、メモリーとCPUの強化的行為ににてるのかな。

③     身体感覚を伴う学習方法

自分は農家で牛を飼っており、作業中・運転中しか、本を聴きません。
作業を中断して、休憩に入ると、なんか聴きたく無くなるんですよね。
動きの中で聴く方が集中できるんですよね。これはなんでだろうと思います。

あと、その本を聴いた状況を結構思い出せます。
身体を動かしながら聴く行為は記憶を定着し易いのかもしれません。

哲学者・作家・数学者に共通するあるあるですが、煮詰まったら散歩するって行為をよく聞きます。

つまり、脳だけで考えるのではなく、体をつかって考えているのかなと、思ったり。

オーディオブックは、問題を提供されながら、問題を考えるみたいな行為を行っているのかもしれませんね。

今回のポスト見て、思ったことは以上です。

まだまだ、新しい考えが出てくるとは思いますが、一旦ここで終わりとします。


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