新書 「買い負ける日本」を読んで思うこと


読むきっかけ

日頃、Audibleで本を検索中、新刊案内であった本
タイトルが気になったので聴いた。

内容(アマゾンより)

かつては水産物の争奪戦で中国に敗れ問題になった「買い負け」。しかしいまや、半導体、LNG(液化天然ガス)、牛肉、人材といったあらゆる分野で日本の買い負けが顕著になっている。日本企業は、買価が安く、購買量が少なく、スピードも遅いのに、過剰に高品質を要求するのが原因。過去の成功体験を引きずるうちに、日本企業は客にするメリットのない存在になったのだ。調達のスペシャリストが目撃した絶望的なモノ不足と現場の悲鳴。生々しい事例とともに、機能不全に陥った日本企業の惨状を暴く。

感想

日本が安さを求める理由

価値があるものを高値で売買する。
意外とまともな、考え方なのですが、なぜか日本では流行らない。
根本的な原因として、考えられるのは
日本は災害(地震)大国であることが考えられるかな。
高価なものを持っていても、自然災害によってなくしてしまう確率が
他国よりも高いそんな事を考えると何かあったときのに安価なものであれば
得した気分になる。そんな考えが根本にあるのかもしれない。

グローバルスタンダードは早さ
損があるかもしれないが、すぐに行動に移す。
世界は、ファーストペンギンのようなことが多い。
日本はなんでこうなのかなって思うと、
責任を負いたくない事と、いわゆる圧倒的なリーダーの存在
がなかなか定まらない。
損をする問題がありそうなら、動きながら、損をしないことを考える
話し合いの結果、成功率30%だったなら
動きの中で成功率80%に動くことが大事
なのかな。
もう一つ、あるなら、リーダーが高齢になり変化を嫌っている感
が考えられる。
50年で平均寿命は20歳も伸びている。
リーダーの世代交代がうまく行かない原因の一つだと思う。

AからBではなく、AとBから、Cを作る思考力
現段階A、現在のスタンダードBとの中で
多分Bに移行する変化をしないと行けないのではないかと考えるが
Aの良さとBの良さってあると思う。
Bに変化するのではなく、A+Bまた、A+B+あ・とかで
新しいCを作り出す考えが大事になって来ると考える。
やっぱり変化はすごく大事だと思う。

まとめ
今後必要となってくるのは、早い「世代交代」かなって思うが、
健康的にも結構無理かなと感じる。
もう、変われないなら、「今」の考えが活かせるやり方を作り
それを急にではなく少しずつ時間を掛けて変化させていくことが
いいのかな。
悪くなるのはすぐだけど、良くすることは時間がかかりますもんね。


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